「俺が見たから」を含む小説

　西暦2045年…先の世界的なパンデミックで、極めて特殊な変革が起こった時代。人類のごくごく一部に、特殊な遺伝子構造を持つ者たちが現れた。異能の力と高い身体能力を持つ、超人…彼ら…

　大黒寺ツララには、新妻がいる。 　新婚ホヤホヤの、少し年上の奥様だ。 　美人である。 　むちぷりなナイスバディである。 　気立てがよくて、少し天然で…… 　そして、愛妻は……大…

　――市立狭間中学校。 　何の変哲もない、地方都市の中学校だ。 　だが、そこには誰も知らない秘密がある。 　その名の通り、全ての『狭間』として存在する神域。 　時間も空間も、次元…

　今、摺木統矢の最後の旅が始まる。 　パラレイドと呼ばれた謎の敵との戦争が終わって、五年……人類は永久戦争の終わりとともに、永久に戦争をなくしてゆく時代に向かっていた。復興の中、…

『死ぬ前浮気してたお前に、なんで俺がなってんの⁉︎』 最愛の妻の浮気現場を目撃し、気が沈んだまま迎えた初めての結婚記念日。 しかし不運な事故に遭い、目が覚めた時には過去の世界の『…

仕事に追われ、毎日夜遅くに疲れて帰宅する俺が見たのは、闇夜に紛れて歩く黄レンジャーだった。初めて黄レンジャーを見た俺は興奮し、仕事の疲れも忘れて後を追うと、なんと黄レンジャーが帰…

勇者パーティの盾役兼雑用係のカイウスは魔王城での最終決戦で命を落とす｡ ふと目を覚ますとカイウスは光る霞に包まれており、それは女神タワーと名乗った。女神タワーは長年選ばれしものを…

――「愛するより、愛されるほうが幸せ」って本当？ 「裕紀さん好きです！」って言うと 「うるさい」って返される。 「私のこと好きですか？」って聞くと 「黙れ」って怒られる。 …

　欧州の辺境、ウルスラ王国……山に囲まれた永世中立国は、第二次世界大戦終戦百年の節目を迎え、新たな再軍備の時代へと踏み出そうとしていた。世界中との相互不可侵条約が無効になった時……

　海に落ちたら異世界にやってきてしまった冴えない社畜、相山（あいやま）ハヤト。 　何はともあれ異世界に来た！　ならばやることは一つだッ！ 「ステータス、オープンッ！！！」 『そ…

ＡＩが覇権を握る少し前の未来。宅配が「枕配」まで進化した。寝たままで何でもそろう。鬱を患う俺を身重の妻が支えていた。早朝、夜勤明けの妻を待つ間、俺はコーヒーを頼んだ。だが、外の様…

#三日月図書館　参加作品 2月お題：笑顔

　昔、打倒魔王を誓って田舎を出た幼馴染三人組がいた。 　勇者の冒険の旅はやがて……魔王軍との大規模な戦争へ。その中で紅一点の少女が死に、残された二人はたもとを別った。勇者の右腕だ…

　人生を全うする人間に置いて時間とは一定のリズムで進行するのが普通である。 　時間は誰から見ても１秒は１秒で1分は1分、と均一に進行する。 　それが誰から見ても普通だし通常、だっ…

なんとなくで書いたので、続きは未定です。またいつの日か続きが書かれているかもしれません。

大学のフィールドワークで小さな村にやってきた「俺」。 村を救った旅人が「尊いお方」として祀られるその村では、余所者の自分もにこやかに迎えられた。祭りの儀式へと同行した俺が見たのは…

本物川とは？　概念である。 この最低限の予備知識があれば大体、いつ何時、誰が本物川を名乗っても、 最終的には大丈夫なはずだったが、やはりエマージェンシーというかちょっと待てとい…

東雲冬弥は今日も走る。練習と同じように世界大会も走る。その横には常に敦がいた。ライバルだ。俺よりも充実した人生を送るあいつに勝ちたい――競争心が冬弥を熱くたぎらせる。 《注意…

　おっぱい。それは尊いものだ。今日も俺は放課後の教室の窓から、こっそりそれを鑑賞して楽しんでいた。そこからはちょうど陸上部の女子たちの揺れるおっぱいが楽しめたからだ。 　しかし、…