全部見せます!ラノベができるまでPart.03
ながやん
はじめに
諸君、私はロボットモノが好きだ
はい、どーも!
人生の切り売りが割りと好き系作家、ながやんです!
さあ、六月はMF文庫さんの新人賞に作品を出しますよ。
今回は、ロボットモノを書きます。
何故? どうして? それは、好きだからです。今回は、打算や妥協といった概念をバッサリ捨てて、本当に「今、書きたいもの」で勝負するつもりです。
当然ですが、一度はプロデビューした自分は商業作家です。
商売とは、市場や顧客をリサーチすることが当たり前ですね。
そうして「今、読んでほしいもの」を書くことが、プロとしての一つの指針になるでしょう。それは恥ずべきことではないし、出版という事業はチームワークなので、ぶっちゃけて言うと「初週で激しく売れればOK」なのです。
ただ、そういうメタな話を語るだけではいけないと思いました。
自分という個性を曝け出して、研ぎ澄まして、そしてぶつける。
そういうひたむきなチャレンジもまた、公募に挑む上でとても重要だと思うからです。小賢しくて小利口なことも、確かに大事でしょう。異世界転生やギルド追放、悪役令嬢……ムーブメントやニーズに敏感になることを否定しません。
でも、そうした情報に自分を寄せていくにしても、まずは確固たる自分そのものを持たねばなりません。それを今、改めて見直してみようと思いました。ちょっとした原点回帰を決意した時、自然とロボットモノの小説を書こうと思ったんです。
因みに、MF文庫さんのレーベルカラーは、やはり第一に思いつくのは「萌え」です。とにかくエモーショナルな少年少女の恋、冒険、そしてふれあい。ファンタジーや日常モノが多い印象ですが、そこで徹底して表現されているのは「誰もが憧れる青春」だと感じています。恋愛に関する悲喜こもごもを軸に、どれだけ読者が気持ちよく読める世界観を物語で綴るか。これですね。
因みにながやん、MF文庫さんでは「ゼロの使い魔」が好きですね。
もし興味があれば、一巻だけでいいので読んでみてください。
「ゼロの使い魔」の一巻は、今も変わらずラノベのお手本として読むべき傑作です。本当に理想の一巻というのは、これだなと思ってます。ラノベを描く上で見習うべき全てが、この作品の一巻には凝縮されています。文章の節々、単語のチョイスや改行にいたるまで、全てが理想的な作品だと自分は思ってますね。
ロボットモノを小説でやる話、結構定期的にSNSで語られてません?
不利なジャンルだとか、適してないとか言われてません?
ロボットモノ自体がオワコンだという人もいるでしょう。
そういう話にも、自分なりの見解を展開できたらいいなと思います。常々語ってきたことの復習になりますが、難しいことや困難に対して「その選択を回避すること」は、必ずしも正解とは言えません。勿論、勝算の高い選択肢を選ぶことも大事です。でも、その時はちゃんと「何故ロボットモノが不利なのか、どういう構造や環境がそこには作用しているのか」を知ってから決断したいですね。
では、六月もヒーコラ言いながらバリバリ書いていきましょう!
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