「むかし」を含む小説

むかしむかし、ハーメルンの町ではネズミが大量発生し、住民は大迷惑。 そこに現れた一人の男が、市長に向かってこう言います。 私がネズミを退治しましょう。そのかわり、報酬としてカ…

むかしむかしある山に、黒いナニカがおりました。 黒いナニカは周りに同種族の仲間もおらぬまま、長年過ごしていましたが、あるとき、人間の子供に出会いました。 それは、ナニカにとっての…

クマリ──。ネパールで熱心な信仰を集める、「生き神様」の少女。 普段は館に篭って過ごし、人前に一切姿を現さない存在。 2014年。ネパールの首都カトマンズで行われた大祭で、筆者は…

けっこうむかしの自分と友人でつくったクラブの大会のことなんだ。

BLものです。 日本神話をもとにした、ファンタジーBL小説です。 性描写はゆるく、ストーリー重視。全１８話。４５０００字ほどの中編小説です。 海の事故で両親をうしない一人で生活…

むかしむかし、この地には龍虎王という鬼がいた。 悪逆のかぎりをつくした鬼は、退魔師によってめっせられた。 このお話は、その龍虎王の遺児たちがたどった数奇な運命。 人と鬼は相いれず…

可愛すぎた犬との記憶をシェアしたいんです。

はじめまして。 兎道電楽（うじのでんがく）と申します。 つい最近まで忘れてたんですけど、自分、むかし異世界を救ったことがあるんですよねー。 夢の中での出来事だと思ってたんですが、…

むかしむかしのこと。 若き日の旅の出来事を記している一人の老人がいた。 それは魔物は出てくるわ魔法が出てくるわ世界の救世主だと呼ばれたりとか、江戸時代の人が聞いたらなんだそりゃ…

むかしむかし、氷の精霊と春の精霊が互いに惹かれあうが、触れるものを氷にしてしまう氷の精霊と触れるものを溶かしてしまう春の精霊は、触れあうことができない。 それでも惹かれあうふたり…

むかしむかし　あるところに　たいそううつくしい　おひめさまが　いました―― ※別サイトでも投稿しています。

　むかしむかし、あるお母さんアヒルに４羽の子供が生まれました。でも、１羽だけはみんなと毛色が違っていて・・・ 　さて、みにくいアヒルの子って誰のこと？

※本作品には未成年者の喫煙描写がありますが、違法行為や犯罪を推奨するものではありません。お酒とタバコは20歳になってから！ 兄弟杯オータムハンデキャップ参加作品です。 ◎献杯 ○…

その学校には小さな社がありました。 その社にはかみさまが住んでいます。 子供を見守り、時折助けてくれるかみさまです。 そのかみさまには仕えてくれる巫女が一人います。 かみさまの…

　このあたりの河川敷は整備されて公園になっている。いくつかベンチもあって、学校帰りにお喋りするにはちょうど良い。 　今日も授業が終わると私は友だちの草加と一緒に川へ向かった。死に…

昔、むかしの誰も知らないシンデレラ(灰かぶりのエラ)の伝説をお話ししましょう……。 別サイトさんのイベントに参加している作品です。 【この物語は、フィクションです。暴力を進め…

むかーしむかし、あるところにスッゲェ天才でバチクソにイケメンな超絶怒涛ウルトラ錬金術師がいました。 そして錬金術師は封印されていた邪神を女の子にしました。 めでたし、めでたし…

深い森の奥、小さな家で、美しい星の魔女が暮らしていました。ある日、星の魔女はひとりのこどもがやって来ました。 「ぼくのおともだちになってください」 　　　✭ 願わくば、あなた…

ある宵、若武者の寝所に音もなく首が転がった。 やがて生首は目を開け、喋り、訴える。 曰く、若武者のことを探し求めていたと。 　　　　　 【#novel首塚】に寄せて書きました。 …

むかしむかし、ある町に真っ黒な髪と、瞳を持った女の子がいました。 その女の子に、キラキラと輝く銀色の髪と、綺麗な青の瞳を持った旅人は話しかけます。