「昭和？」を含む小説

ハンフリー・ボガード、スティーブ・マックイーン、ジェームス・ディーン、ショーン・コネリー、リバー・フェニックス、石原裕次郎、松田優作、次元大介、サンジ、コブラ、ポルコ、勝治と米治…

君に伝える勇気がない。だから、紙飛行機に託したんだ。

　よく「お前は諦めが早い」とか「努力は必ず報われる」とか「すぐ逃げようとする」とか「やってできないことはない」とか「環境が人を変える」とか「神様は必ず見ている」などなど、失敗者に…

　昭和５８年３月３日。ひな壇の前で記念写真を撮った留実子と唯子は、昭和３３年３月３日にタイムトラベルしてしまう。「元の時代に戻るためには、２時間以内に『桜井写真館』で写真を撮るよ…

沼津の料亭に養女に行ったはる子。いつも明るくたくましく生きたはる子の一生を通して描いた昭和の一代記。

The words。英語のタイトルにしてしまいましたが、日本の言葉をテーマにしたショートショート集です。ただ、ショートショートと申しましても、星新一先生のようなSFではなく、また…

タクミは、人生のラッキーとアンラッキーを合計するとゼロになるという理論にしたがって暮らしている。 なので、老後の楽しみに、今は、せっせとアンラッキーなことが起こるように生活をして…

月に魅了され、月の歌を聴くことができる存在——〝月に捕らわれし者〟《ルナティック》 月に捕らわれた者は人ではない「何か」へと変わってしまう。 そんな存在を狩る者たちがいた。 そ…

山奥の閉ざされた集落に住んでいる少年が、ある日うだつの上がらない男を拾って世界が変わる話。 昭和風のスチパン風のふぁんたじーな世界観ですよろしくおねがいします。

昭和初期、記者として中国の一大都市へ渡った青年、桐島英二郎。 異国の地で、年上の美女に出会う。高級娼婦だという彼女。アジア人ばかりのその港町で、金の髪と翡翠の瞳を持つ彼女は生きる…

今まで多彩な趣味……オタクになり好き放題してきた上田直樹なのですが。自身の最後の趣味になるかも知れない？　物語を書くこと……。 そして小説家への夢……。 それを長年寄り添った妻に…

木漏れ日溢れる、ちいさな団地の公園のベンチ。 コンビニのカップコーヒーと、ちいさな水筒で緑茶を飲むふたりの女性。 土地と環境が違うふたりの女性が若い頃、生きた昭和初期。 そ…

１９８５年に事故死した女性が、３０年の時を経て競走馬として転生した。 しかしその同じ牧場に同じ日に生まれ、同じ厩舎に入厩したのは前世で迷惑をかけ続けられて来た次兄であり……。

私の父親は福岡市の筥崎宮のすぐ隣にあった「荒巻たねもの」の次男として生まれました。九大経済学部を卒業し広島の東洋工業（現マツダ）に就職しましたが、昭和３１年１０月２９歳の時、私が…

　すいません。 　キャッチコピーを盗作させていただきました。でも大詐欺師だから盗作も大丈夫ですよね。自分の書いたお話にあらすじをつけるのが恥ずかしくて、みなさんから頂いたレビュ…

日本訪問の帰路、中国のゴルバチョフと称される民主化リーダーを乗せた中国政府専用機をクーデター軍が襲った。 護衛についた自衛隊機Ｆ１５のパイロット鷲津美空は、航空自衛隊史上初の緊…

その屋敷では『庭師はどんな理由があっても屋敷に上がってはならない』という規則があった。 昭和の初め、叔父の紹介である商家で庭師の職につくこととなった緒方比呂（おがたひろ）は、屋敷…

“悠々自適”を余生の目標に掲げ、片田舎に引っ越して来た一人の男。絵を趣味にしながら自給自足で暮らしていたその男の人生を狂わせたのは、山道に不釣り合いなハイヒールを履いた一人の女だ…

子供時分の話から落語家になってからまで、つらつらと書いていきます。