「分からないけど」を含む小説

※完結しました！！ 王太子の婚約者ダリア・フロンティアは悠々自適な生活を送っていた。 しかし、その生活は国民の生活を犠牲にしていたものであった。反省を示さないダリアは、フランソ…

この話は、幼馴染の圭介と美咲の間に起こる二度の告白という出来事を中心に描かれています。最初の告白は失敗し、落ち込む圭介ですが、夜妖精という存在が現れ、再び告白のチャンスを与えてく…

　幼子の私に、祖父は問う。 「あーちゃん、ボタは分かるかい？」 『分からない』と答える私に微笑む祖父。 　そして次の瞬間、祖父は、自身が見聞きしてきた、この町の昔話を語り出…

繊細で頑固な自分の性格が大嫌いな女子高生、栗本まゆり。才色兼備で誰からも嫌味を言われない完璧な性格を理想としているが、実際は孤独で周りからも距離を取られている存在だった。そんなあ…

美味しいチョコレートはいかが。

　Side　闇乃　影司 　もしも世界を救える、あるいは滅ぼせるとしたら君はどうする？ 　自分にはその使い道は分からない。 　ただ分かるのは、使い方を間違えれば人類は滅びるか…

ヴァレンタインの当日の放課後、乃木口は同級生の女子からある相談を受けるーー。 「じつは、誰にチョコを渡して、」 「誰に渡していないのか、分からなくなっちゃったの。」 それは義理チ…

中学校に通う 篠原 美紅 にはあまり周囲に自慢することが出来ないおじいちゃんがいる。 将という名前のおじいちゃんは、町の色んな所に回っては何かをしているのだ。 何をしているか誰も…

私にも貴方にも歯車がある。遅かれ早かれみんな回す歯車がある。私たちは立ち止まってはいけない。ゆっくりでも、はやくても、決して立ち止まってはいけないのだと思う。

バレンタインデー書き下ろしの百合です

今日も都には雨が降り続いている。まるで私の憂鬱を取り囲むかのように。 何故この都に住み続けているのか、自分にも分からない。いや、分からないことだらけだ。もしかしたら、分かってい…

文明は滅び、友人は遠くへ行き、ひとりまたひとりと家族を失い。 最後に残った魔女フランには、それでもやるべきことがあった。 それに協力するかのように、今の時代を生きる者達がやってく…

　――2417年、日本。 　獣の呻く声が響く夜の闇。 　夜な夜などこかで人の悲鳴と、聞くに堪えない肉を食む音が響き渡る。 　かつては繁栄を極めていた日本が滅びの一途を辿るこ…

自分の推しを推している子がいないと悩む女の子の隣に、自分の推しのラバストをつけている男の子に気づく。全く関係のなさそうな子だったので本当に好きなのかどうか分からず悶々とする。今ま…

「・・・もう一度言ってください」 「だから、お前には付き合ってられん。離婚だ、離婚！」 結婚生活約半年。 夫にそう告げられた。 その上、 「ビーチナ王聖女と結婚する！」 …

気がつけば俺は転生していた。何を言っているのか分からないだろうが本当だ。しかもこの世界転生した時に出会った神様に聞いたらどうやら18禁ゲーの世界らしい。でも主人公ポジは既に転生さ…

前世、現代日本で勉強漬けの生活を送っていた非オタ主人公は、事故にあった瞬間意識を失い、目覚めた時には見知らぬ世界で、見知らぬ女の子になっていた！？訳も分からず混乱していると、高熱…

犯罪の巣と呼ばれるアパートの制圧。 その任務の最中、俺達の部隊は異世界に飛ばされてしまった。 混乱しながらも襲いかかってくるギャング。 数に任せて侵入するゴブリンの群れ。 言語…

ちょっとした事故により、前世の姿のまま異世界の森の中へと転生した瀬良 清人 17歳。 何処かも分からない森の中をさ迷っていると…突然巨大なクマに襲われてしまう。…が、謎の九尾…

　私、樹神御影《こだまみかげ》は現在地元の高校に通う、ちょっとだけ男性が苦手な女子高生……だったんだけどね。 　ある日、見知らぬ家の見知らぬ部屋で目覚め、見覚えのない女性が母だと…