「腕だけ」を含む小説

昨日死んだ隣のクラスの女子生徒から、俺のもとに手紙が届いた。 ［2015/05/15公開作　再掲］

小田原藩士麻倉宗兵衛が双腕を失ったのは、享保のはじめの頃、金木犀の香る晩秋の時節である。

【改稿版】はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16816700429108467966 　時は明治９年、場所は横浜。 　名前も命も上野の山に葬った…

　俺の名前はタカヤ。 　どこにでもいる普通の男子高校生だ。 　しかしある日、ふと気がつくと異世界に転移していた。 　それから早くも１か月が経過しようとしている。 　とあるチート能…

大学受験に失敗し、不貞腐れている僕の部屋に飛びこんできたのは……両腕で抱けるサイズのミニチュア銀河だった。なんとタダの模型ではなく、それを破壊すると僕たちの住む地球まで同調して壊…

　最北の地で生まれた少年、クロム＝ファルク。 　彼はおとぎ話に出てくるような神秘的な剣に憧れ、いつか自分の手でそんな武器を作り上げたいという大きな夢を抱いた。 　師の元では３…

　田島亮は天明高校の1年生。今まではごく普通の高校生活を送っていた彼であったが、2学期の始業式の日にクラスメートの少女を庇って交通事故に遭い、記憶喪失になってしまう。 　そし…

私立浅峰高校に入学した主人公・鹿野紅葉ら含む新入生には入学と同時に最新のサポート人工知能（AI）が搭載されているアンプルウォッチと呼ばれる腕時計が配布される。 それから一年後、高…

───世界の多様な文明、言語の壁が瓦解する程の"分極化世界大戦"終結から二百年余りが過ぎた頃。 未だ平和とは無縁な日々が続く世界で、辺境に住まい生き抜く1人の傭兵が居た。 ある日…

飛び降りかけた私の腕を引いて、あそこから助けてくれた『貴方』の存在を書くために。 私はここにいるのでしょう。 香鳴裕人様の「同題異話SR -Jan.- 『その涙さえ命の色』」…

注射で腕が上がらなくなった時に思いついた百合 ✳︎　11/25 加筆・修正

迷宮を攻略しに多くの勇者が集う街、『タルタロス』。18歳の駆け出し魔人派遣会社で働く“オブ”は、今日も仕事で怒られる毎日。35歳の腕は良いが、人付き合いが苦手な迷宮建築家“ノーマ…

嫌がる彼女の腕をやすやすと振り払い、次々とその素肌を露わにしていく男​───『暴漢』 ショートショートを色々上げていきます

公爵令嬢ヤスミーンには侯爵家三男のエグモントと言う婚約者がいた。 先日不慮の事故によりヤスミーンの両親が他界し女公爵として相続を前にエグモントと結婚式を三ヶ月後に控え前倒しで共…

ある日、組織の執行者である少年・テルヤは真坂真実という少女と出会う。 あまりにも住む世界が違いすぎる二人は、それでも互いに惹かれ合っていく。 その果てに在る、知る術のない運命…

――魔法という存在が、あらゆる力の頂点に立つ世界。 　ルイン・アークライトは、名門魔法使いの家系に生まれながら『ゼロ』という蔑称で呼ばれていた。 　なぜなら、彼には魔法の素養…

小説リレーチーム声劇部第2弾。　今回は、3つのワードを入れ込んでの声劇脚本。 ワード　【事務所NG　義理の妹　再起動】　このワード縛りで作品を作って行きます。さて、どんな作品が出…

永遠の夜の後、恐怖が復活した。 十里荒墳、怪しい歌声。 両腕を探している老人、頭のない赤ちゃん… 彼らは絶えず自分の体をつないで、より恐ろしい息を爆発させた。 荒土の中で、切れた…

気が付くと椅子に縛られていた 目は見えず腕も足も動かない 誘拐犯は楽しそうに話し始める 一人称モノ

皆さんは”走り屋”と言う言葉をご存じだろうか。走り屋とは、自動車で峠道や高速道路、埠頭や工業団地等で”速さ”や”かっこよさ”を競う者の事である。正式名称は、”競争型暴走族”。 …