「短編 現代ドラマ」を含む小説

雨上がりにふらりと姿を消す少年と、雨が嫌いな「僕」。そんな二人の、ちょっとだけ『変』な物語。

ショートショート　第四作 読み切り短編

ショートショート　Vol3 読み切り短編。

どこかに住んでいる普通の人々が迷いながら生きている様子を描いていく短編集。

　2020年、新年最初の作品となります。元日に書き上げました。

野球部の僕は毎日空き地で素振りをするのが日課だ。 ところがある日のこと。 つい、バットが手からすっぽ抜けてしまった。 そのままバットは隣の家の窓へ飛んで行ってしまった。 …

仕事をただ漫然とこなしていたら、もうアラサーに近づいてしまった。趣味なんてもうないし、ずっと仕事だ。 ある日上長から三日間の休みをもらった。そこで僕は初めて気づく。 「僕は休日に…

私たちはいつも放課後に公園に集まって、たわいもないことを話す。私たちはきっと仲良し。これからも――

【短編】都内のある会社に勤める一般社員の若者、武智（たけち）。 何となく社会人になり、何となく業務をこなす毎日。人生に何も期待していない彼の仕事ぶりは相当いい加減で、常に上司に…

「電話を切るな」 人気お笑いコンビ「ジャンゴ言ジャーゴン」が「令和ストロガノフ」に改名して初めて披露したネタ は「電話の練習」だった。 非連続短編集「通信と非通信のアルバム」の…

　金曜日の放課後、木野谷は離れ校舎の屋上で一人、時間を過ごしている。ある日、彼が屋上へ行くと見知らぬ少女が、フェンスの外側で眼下の景色を眺めつづけていた。孤独な転入生、佐木里と彼…

クリスマスを題材にしたオムニバス短編です。 同じ日、同じ時間を過ごす、それぞれのクリスマス……2019年12月25日まで、不定期になってしまいますが、更新させて頂きます。

「夜が暗いのは、世界が大きな天蓋に覆われているからよ。月はね、天蓋に空いた小さな穴なの」 人生に疲れた僕は、生きる場所を求めていた。 人生を渇望する君は、死ぬ場所を求めていた…

わたしはやっぱり先生のことが好きなのだろう。 年が明けて間もない寒い冬の日、とある小さな画廊でわたしは先生と出会う。 先生がわたしの存在に気付いてギョッとした理由はすぐ分かった。…

自殺とは、殺された心をただ一度、最後の瞬間に一度だけ生かし、そして二度と目覚めないように深い眠りにつくことだ。 ーーーーーーーーーー 大っ嫌いなビルの屋上で街を見下ろすだけ…

とある男女の会話。 台詞だけで構成された物語です！ 是非読んで感想を聞かせてください！

スマホでも読み易い様に、１話１０００字位の軽い作品です。「現代ドラマを書かなくっちゃ。」「アニメでウケてるから、アイドルにしよう。」「オチもできた。」「内容が内容なので短編にしよ…

　貧乏に喘ぐ大学生『遠坂永司』は病院で自分に瓜二つの敏腕起業家『近藤舜一』と出会う。 　死を待つ身である彼は永司に「体を貸して欲しい」と頼む。それは他人の意識データを宿し、肉体に…

自主企画参加用に書いたものです。 条件：物語の はじまり と おわり は、以下に示す文を使用する はじまり：「たった5文字が言えなかった」 おわり　：「大切なものをなくしました…

神谷くんを元気づけるために怖い話をしようの会。