「カクヨム短編」を含む小説

　その日の暑さは最高値を記録。 　目の前には猫。そう、猫だ。 　ぼくの身体中に猫が集っていた。 　別にぼくは魔女や魔法使いではないのに何故こんなに猫が集っているのだろう？ 「それ…

　外国から輸入した欠陥部品のせいで命を落とした少女は、悪徳業者を糾すため、そして僕と恋人になる約束を果たすために、霊になって、親友の少女に憑依した。 　僕が愛するのは、霊になった…

ある朝目が覚めると、鈴井（すずい）雪那（ゆきな）には人の顔がQRコードにみえた。 QRコードはスマートフォンで読み取ることができて、相手の心を現していた。 その代わりに相手の表情…

ある日突然流行し始めた未知のウイルス。それは周囲から浮いてしまうという意味の分からないものだった。対処方法も意味が分からないし、効果も一向にあがらない。なぜなら芸術がサッパリ分か…

事故で死んだお母さんは家で飼っていた黒猫に生まれ変わりました。

ルシアンはキスをする、それは神様の祝福、それは静かな愛情。

ある日突然、煙のように姿を消した隣の家の子供たち。 主人公は力になってやりたいと思うが、どうすることもできない。 しかしこの事件、ただの失踪事件ではないようで・・・？

突如として訪れる哀しい、辛い出来事。 それを乗り越えることはとても難しい。

　不老不死の能力を得たかつての勇者アルドは、仲間であった魔道士の裏切りにより魔王と共に封印されてしまう。 アルドは封印により閉じた世界を乗り越え、裏切りの魔道士への復讐を改めて誓…

もしもファンタジー世界にお笑いがあったら？ そんなお話です。 本番の漫才のみならず、どんな会話が繰り広げられるのかを書いてみました。 お付き合い頂ければ幸いです。

俺がある小説をけなすと、いつもあの人は悲しそうな顔をする。

　最近、小説が読めない。 　そんなとき「カクヨム甲子園2020」の結果発表を目にする。 「やる気に満ちた高校生の作品を読んだら、ストレスを解消できるのでは」 　と考えに至る。 …

俺のクラスには眠り姫がいる。 いつでもどこでも眠りを貪る少女一条姫子（いちじょう　ひめこ）。「眠り姫」の異名を持つ彼女は、自身が夢遊病なのではないかと疑い、同じ部員である俺に監視…

⭐︎名もなき王子……12歳。白髪で瞳の色はブルーフローライト。王国ジュルチャーニの第二王子。自在に制御しきれないほどの強大な魔力を持つ。存在を恐れられ、死産だったとされて王城の北…

ソフィーは、家事が苦手でいつも旦那様のライに助けてもらっていた。そんなある日、２人の家にやって来たライの部下からライの仕事が行き詰まっていると聞いたソフィーは… （カクヨム短編…

高校一年生の智恵美は、毎朝同じ電車になる彼と仲良くなりたいとお姉ちゃんに相談。 お姉ちゃんはそんな智恵美に超古典的な落とし物大作戦を授けます。しかも今ならおまじない付！ 底抜けに…

ある雨の日の帰り道、俺はびしょ濡れの高木愛里を見つけた。 咄嗟に家まで連れ帰るものの、家出したという愛里を両親には言えないまま、部屋の押入れの中に匿う事に。 愛里失踪の一報はクラ…

　祖母の訃報を受けて里帰りする僕。 　先に祖父を亡くし、たった一人で暮らしていた祖母の晩年は痴ほう症に悩まされる壮絶な日々だった。 　僕が最後に祖母に会ったのは大学の卒業を報告…

ティッシュをねじって顔を描いて、紐で逆さにぶら下げれば出来上がり。 自分の部屋に、さらにはクラスメイトを総動員して教室中に逆さのてるてるぼうずを作りまくる女子高生の恋の話。