「えきそば」を含む小説

　浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。 　人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には、秘密があった。 　それは、真紀が前…

ありえるかもしれない近未来の話。 “自殺ボックス”は、あなたのすぐそばに現れるかもしれない。

僕は必要とされない。必要なのは僕のステータスで、僕個人はいらない。でもアイノミは僕のそばにいる。アイノミがそばにいる理由と僕が社会との繋がりを持てないことは、なんだか繋がってる気…

…おや、珍しいですね。こんなところにヒトが来るとは… 何年ぶり…いえ何100年ぶりでしょう。私に何か御用でしょうか？ ふふ、なんて、そんなことありませんよね。あなたはただここに迷…

神様の一人娘のそばには、いつも４人の神様見習いがいる。 それぞれが抱いている、すこしずつ歪んだ想い。 まわりからの深い愛に呼吸困難気味の女の子のお話。

お題は診断メーカーから。「つめたいね・目を覚ませばそばに・君には適わない・もしこの音が止んだら・恋に死ぬなら本望だろう？」です。全部を適用したわけではありません

角川ビーンズ文庫　2017年10月1日発売！ 著：糸森　環 イラスト：青月まどか 定価：本体600円＋税 ISBNコード：978-4041061169 神竜が禍神から国を護る…

　鈴の音が聞こえた気がして、彼は目を開けました。眠ったふりをしていたのです。 　毛布から抜け出してベッドを下り、ドアに近づいてそっと開けて、こっそりと廊下を覗いてみると、リビング…

　美人だけど近寄りがたく、無愛想で恋愛下手な女の子・神月夕陽。 　そしてどうしようもない女ったらしだけど、根は純情で一途な色男・門真敏生。 　そんな二人は何を隠そう、海上自衛隊が…

「人間なんて大嫌いだ」 「うるせぇ、俺の邪魔すんな」 「……そばにいろよ」 彼は悪魔。 自己中で人間を忌み嫌う者。 私は人間。 自分…

僕、笹川侑弥。親友、芝田和城。 画家の僕とサラリーマンの芝田。 絵を描くことしか取り柄のない僕。 立ち止まってしまうたびに、芝田は僕の隣に立ってくれる。 いつも。いつも。

たすけを請う龍に、男は言った。 「助けてやろう。そのかわり、おまえをよこせ」 男は求めた。美しい鉱石龍のそばにいて、ただひとり彼女に触れる権利を。 これは、死に場所を探す男と、…

「幼馴染」……。幼少期からの知り合いで、小学校低学年あたりまで一緒にお風呂に入ったり、同じお布団でお昼寝したりする仲の者たちである。（妹、姉は含まず） 家族以外で最も親しい同年…

仲良しトリオの何気ない日常。

『嫌われ者の彼女を分かってあげられるのは僕だけ！？』 　美人だけど乱暴で勝ち気な闇の魔女ミランダは誰からも嫌われる恐ろしい女の子。僕だって彼女のことは怖くてたまらないんだ。で…

赤、ホッチキス、大学生の三題噺です。 大学生の奏汰は教授とレポートの提出を巡り推理で対決する。

そば屋の猫『菊千代』は、侍を目指す不思議な猫。 先住猫の『ロッキー』『マリア』とともにお守りするのは、なんと赤ちゃん。 昼間は丸く寝ていても、『物憑きの霊』が忍び寄る夜更けは大…

国王イルドが病に倒れ他界し、この国に反乱組織や近隣諸国の魔の手が迫り国中は混乱していた。 そんな中、新国王となるはずの王子が王位を継承しないという噂が街に流れる。 混乱した情勢の…

恋人を失った少女が浜辺で出会ったのは、一人の老人だった。 彼との出会いがきっかけで、少女は大切なことを思い出す。 ……本当に大事なものは、案外すぐそばにある。普段は忘れていて…