主人公は、お城に努める下級兵士のNPC。そんな彼が、ボスNPCである闇の魔女ミランダの見張り役に任命されてしまう。洞窟を訪れるプレイヤーに一言声をかけるだけのNPCである主人公は、だんだんとミランダと仲良くなっていき……。
ふんわりソフトなラブコメ要素はもちろんのこと、AI技術によって人間さながらの意識を持ちつつ、洞窟が「クリア」されてしまえば記憶を失って最初から。そんなNPCの物悲しさも表現されていて、NPCだけどしっかり盛り上がる物語が展開されていきます。
そして最後にはハッピーエンドとちょっとした祝福が。安心して読めるしっかりしたエンタメに仕上がっていて、おススメの作品です。続編となる2nd GAME、3rd GAMEも完結し、いまは4th GAME連載中。この機会に読んでみてはいかが?