「滅びた」を含む小説

近未来。人類は自らの行いにより、自らを滅ぼすこととなった……だけど、人類はしぶとく生き続けている。 そんな世界ではありふれた話。 用心棒を生業としている『俺』は『彼女』と共に、い…

聖女の位を継承した幼い王女とその女官が、国が滅びゆく中で最後の時間を過ごす短編です。 ※pixivなどにも掲載しています。

　西暦2098年、11月……皇都廣島に、早過ぎる冬が訪れる。終わりの見えぬパラレイドとの戦争が、人類同盟の敗北で終わったばかりだ。世界が平和の訪れに安堵し、歓喜に沸く力さえ失った…

　西暦2150年の地球は、既に人の住めるような惑星ではなかった。人類は地球脱出を試みて、惑星間・銀河間の引っ越し――所謂他惑星への移民を開始するが、滅びゆく地球に残される人たちも…

「私、この旅が終わったら故郷（さと）滅ぼすから」 故郷に中指を立てて飛び出し早3ヵ月。とある一人の女性（非処女）は、筋肉もりもりマッチョマンの叔父、別の世界でトラックに跳ねられ死…

　透き通る緑色の結晶の中に閉じ込められた男は、世界を滅ぼす魔王。 　花婿たる魔王は、人間の王子。 　花嫁たる彼女は、鉱石の精霊姫。 　この婚姻は、魔王の封印と破壊の儀式であ…

【現在別作品の準備のため、更新停止中です】 「お主の寿命は、あと１ヶ月じゃ」 生きるということがわからずに死んだユズルは、異世界の神へと転生を遂げる。 異世界の神ノラに導かれ…

《あらすじ》 明治期に文化の街として発展した菅原市。 この街の大学に通う太一はふとしたきっかけから、人ではないものによる怪異"異界騒ぎ"に対処するための組織「客士院」の一員とな…

　鈴木誠二郎は御年34歳。塾講師として勤める平均的な日本人男性である。 　ある日彼は、夢の中でレンと名乗る金髪碧眼の少女と出会う。彼女は誠二郎に向かって、いきなり土下座をすると信…

夜、孤独、骨、星と月、雨、呼吸、など少しずつ。 オフラインで配布しているペーパー「エウロパの海」に掲載した、自己紹介的な短いお話。こんなの書いてる人なのか、と文章の雰囲気を知っ…

《世界は虚無に包まれていた。 生命はもちろん、右も左も上も下もすらない虚無。 そんな虚無の中にあるとき一輪の植物が生えた。|〜創世記第1章より》 ◇◆ とある花々によって作られ…

　世界が滅びることを予測した人類は、世界が滅びたとしても生き残れるように自給自足ができる塔を作り始めた。けれども、塔の完成と共に世界の滅亡が訪れる……。 　人々は嘲笑った。 「ま…

その王国はなぜ滅びたのか。 なぜ、「俺」は造られたのか。 終わりから始まる亡国の物語、或いは寓話。 その先に残るものは――、 【完筆済み／全27話／毎週金曜21：00に更新】

桐一葉。――“滅びの予兆”―― それが、あの人があたしに名付けた名だった。

人類が誕生する遙か昔、ある王朝が地球で栄えていた。しかし王朝は宇宙からの敵と対立し滅びを迎えた。 それから何億年も月日が経った…… 明星晴彦は普通の男子高校生。ある日不思議な子…

現在連載休止中です。 とある約束を果たす為、聖女を救おうと旅する狼、ウィルム。 ウィルムに助けられた恩義と、ほんの少しの好奇心でウィルムの旅に同行する影妖精ルーチェ。 そんな一…

旧文明が滅びてから200年。 人々はかつての技術を損なわず、発展し続ける世界『シンイキ』に夢と希望を見出していた。

「西の果ての島国」の首都の学院生徒・リアン少年は、同学院の研究部にやってきた学者「コナル先生」と出会い、そのいざないによって、コナル先生の郷里である、辺境の古代人の隠れ里「ホイル…

人類が滅びた後の荒廃した世界を旅する青年シンと少女ナリア。二人の旅が終わるとき、この星の真実が明かされる。

滅びゆく帝国で、その最後の戦いを記録する女性武装史官「クロニクル」 歴史に干渉することを許されない彼女らは祖国の最後を見届けるのか。 それとも役目を抛ち、帝国に殉ずるのか。 最強…