「現代青春」を含む小説

文学をこよなく愛するメイ。図書館やカフェでも優雅に読むのが趣味。 転校先の学校でも友達ができずに端っこで一人本を読んでいたが前の席の一生ゆかりのないようなギャル子のカオンがひょん…

進路と親と好きかもしれない人。

ミステリー愛読家である僕と友達は意気投合してとある古書店に出向く。熱心に語り合いながら本を鑑賞していると、滅多に置かれない伝説の書と出会う。本を手に取ると突如、俺たちに些細な謎が…

ふと郵便ポストに入っている手紙に私は驚く。 幼馴染みの女性からだった。 幼馴染みで片付けられない。 彼女との出会いは鮮烈で、私の人生を物語る上で、 かけがえのない存在。 SNS…

地震とともに聞こえた甲高い悲鳴。 そして、その地域から、感情表現の言葉だけが消えていく。 完全に消える前に僕はあなたに■■って伝えに行くんだ

ある朝忽然と彼女が消えてしまった。交差点の信号機の横に浮いていた彼女。付き纏われて、つき合わされて、迷惑だと思っていたのに、俺の心に小さな隙間ができた。 ＊＊＊＊＊ 小説家に…

大きな秘密を抱える僕の隣りに、彼女だけが寄り添ってくれた。でもそんな彼女は、もういない。今から一年前に、死んでしまったからだ。そんな彼女は、僕の前から永遠にいなくなるその直前まで…

卓球なんて、もう二度としない。 中学校時代のトラウマから、そう決心して高校に入学した赤城優月。 だけど、 「経験者なら、一緒に卓球部の見学ついてきてよ！」 クラスメイトからのそ…

高校２年生の三島直人は後輩の女の子にフラれてしまった直後、友人にそそのかされてある神社で縁結びを行うことになってしまう。 だがその神社で縁結びを行った者は、ただの縁ではなく『魂』…

日本のある地方――全国一の巨大湖と共生する人々は、滑りの良い木枠の中で「おはじき」のように駒を指で弾き、くり抜かれた四隅の穴に入れるゲームを愛好していた。 『カロム』。遠い昔に…

小学校三年の夏休み、僕と昴はゲームセンターでいつものように格ゲーで遊んでいた。 いつものように僕がコンボキャラ、昴が投げキャラを使い、いつものように僕が負け、いつものように昴に馬…

ローグライクゲームって面白いよねって話です。 久しぶりに小説を書きましたが、1発書きにしては良いものができたかと思ってます。

ある労働者の青年と女子大生が恋をしていた。 それは、かつて恋をしていた、と言ったほうが良いだろうか？ 教養は持つものと持たざるものとの間に溝を作る。物事は知っていればいいという話…

諸事情で高校生男女二人が修学旅行で同じ部屋で過ごす羽目になってしまった！！ この小説は小説家になろうでも連載しております

高校映研の映画撮影で憧れの先輩に毎日告白することになった主人公。 監督の思いつく告白シチュエーションを日替わり挑戦するが失敗ばかり。 監督と作戦会議を練る日々の中、本当に告白した…

鳥に憧れる人、疎ましく思う人、自分を重ねる人。別にいなくても困るけど、いないとちょっと寂しいかもしれない。 鳥と私にまつわるエトセトラを描いた短編です。

女子高生二人がコーヒーを飲みながら将来について物思いにふける短いお話です。

夏休み真っ只中の高校二年生の俺は、暗い部屋の中で大きな苦悩を抱えながらゲームをしていた。 そこに一本の電話が入ってきてーー

終業式の日。千仁（ちさと）は写真部の部室で、顧問の諸泉とOBの那智がとある計画について話し合っているのを聞いてしまう。それは、怪奇現象が起きているという噂の学寮に、写真部の合宿と…