3泊4日

sueoki

修学旅行前

高校の修学旅行。なぜか諸事情で同じ部屋にされた男女。その二人の淡い物語である。


男女2人は部屋に入ってすぐドアの前で釈然としない様子で佇んでいた。

((なんでこんなことになったーー!))

2人は心の中で同じことを同時に叫んでいた。



ーー物語の始まりは修学旅行の部屋決めをしている時まで遡るーー


これはある日のホームルームでの出来事。

「よし、男子は部屋割りこれで決まったよな」

俺は確認のために聞いてみた。

「ああ、もうこれで大丈夫じゃね?」

反応を見て俺は先生に提出した。

一応、自分自身の自己紹介をさせてもらおう。俺の名前は貴山 幸生(たかやま こうき)高校2年生だ。そして、何故俺が男子を仕切っているかというと、このクラスの学級委員だからだ。なんで、そんなめんどくさそうなことをしてるかって?それは簡単な話だ。楽だからだ。しかも、楽なわりに先生からの信頼と評価を得られるからだ。そうじゃなきゃこんなみんなが嫌がるような仕事をやろうだなんて思わない。どこが楽なのか気になるか?それについては暇な時に説明しよう。おれは正直ほとんどもう1人の学級委員に任せてるし、全くというほど学級委員らしい働きと動きをしていない。まぁ、それでも、先生やもう1人の方に頼まれればそれなりに動く。

「先生〜一応女子も決まりました〜」

女子も決まったようで提出している。

ちなみにここでもう1人の学級委員を紹介しておこう。佐藤 聖奈(さとう せいな)、女子代表の学級委員だ。基本的に言えば女子からの信頼が厚く、皆に信用されている。まさしく学級委員の鏡みたいな感じだな。実際、話してみるとそんな感じだし、先生に頼まれた時の行動は模倣となるそのものだ。まぁ、しかし、常日頃の生活態度を見ればそいつが皆が思うようなやつじゃなくてただ表面化に真面目の部分が出てしまう気質の人間なのだとわかる。これは他の皆…いや、女子は理解しているだろう。後、こいつをここまであげといてなんだが、こいつはこの物語の中心ではない。

「あ、ごめんなさい。みんなに言い忘れたことがあったわ」

(え?なんだろ?今更になってもう一回最初から決めなおしてくれとか言わないでくれよ。めんどくさいから)

少し紹介させてもらうと今喋ったのは俺らのクラスの担任の施川 涼子(しかわ りょうこ)先生だ。なんか知らんが目が泳いでいる。いつも、おっちょこちょいをやらかす、意外と天然で真面目な30代の女性だ。今回は何を後出しでしてくるんだ?

「実を言うと私たちのクラスって男子と女子の人数が奇数だと思うんだけど…」

ああ、その話か。

俺らはいや、俺は決める前からその問題が発生すると思っていたが先生がなんも言わなかったので放置していたが、それがどうかしたのか?一応3人一緒の部屋って言う割り当てが出来て解決してるはずだが男子は一応。女子は最終的にどうしたのかは知らんがな。まさか、うまくまとまらなかったということはないだろう?うちの女子は活発的なタイプが少ないからな。それなのに、以外と我が強い。面倒極まりない。それでも、いつもはある程度そこそこ上手くいっている。聖奈も大変だな。って俺が全く大変じゃないわけじゃないからな?ただ、俺は分かっているけど俺から首を突っ込むと俺に全て来るからなるべく黙っているだけだからな?それで話の続きというのは…

「男女の人数が奇数ってうちのクラスだけみたいなの。それで、正直無理言った話をみんなにしないといけないの」

いや、どういうことだ?話が全然見えてこないぞ。周りを見てみてもみんな困惑してるぞ。

「今、3人部屋があると思うんだけど…

それはなしってことにしてもらわないといけないらしいの」

「「「!!!!」」」

何言ってんだ?3人のとこバラしたらどうなると思ってんだよ。

「だから、一部屋だけ男女1人ずつペアの部屋割りを作って欲しいんだけど…」

「「「!!!!!」」」

シーン

と教室内が完全に静まり返った。

その静寂を破ったのはクラスの陽キャぽい女子だった。

「先生、それガチで言ってる?」

「…本当に言いにくいけどそうよ」

いや、まじかよ!この状況どうすればいいんだよ。みんな嫌だろ、男女同じ部屋って。特に女子は。しかも、このクラス男女仲良くないし。はっきりもう一度言おう。このクラス男女仲良くないし。みんな言わなくてもわかるよな?仲が悪いわけでないということだ。もう一度いう。仲が悪いわけではないということだ。

「先生うちのクラスだけってありえないと思うんですけど…他のクラスにだって人数奇数のとこ絶対ありますよ!」

ここは一応学級委員として俺がクラスを代表してこの言葉を言わせてもらった。

「それが不思議なことにないの、ごめんね」

そんなことあるか?俺らのクラス入れて1学年で合計で5クラスあるのにか?

「何故か他のクラスは偶然と様々な事情で偶数に収まっているの」

流石の先生も困ったように少し目を伏せて言う。

様々な事情って…ああ…一応事情で行かない奴もいるもんな。なに?それを加味するとうちのクラス以外に奇数が発生するクラスが存在しないというのか!?

「先生、こうなることぐらい事前にわからなかったんですか?!普通3人部屋ぐらい用意してありますよね!」

これを聞いたのは聖奈だ。流石、学級委員だ。しっかり、仕事をこなしている。つか、学級委員とか関係なくだれかがこのことは聞いてただろうな。

正直、今のクラスの状況を説明させてもらうと全員自分の席についているわけでなく同じ部屋になる同士で近くにいる者が多い。つまり、自分たちの席に座っている者は少なくクラスのみんなはバラバラな感じになっている。席に座っておらず机におっかかっている人もいる。俺もその1人だ。

なに?学級委員だから黒板の前に立っていたと思った?勘違いするな。俺はこう言う決めごとの時は仲のいい男子グループのところに行って談笑して基本は時間を潰している。今回は偶々席の近くのやつと話して同じ部屋になったから定位置にいるがな。俺の席は1番前の席だ。この席になってからずっと思っているのは俺はなにが悲しくこんな前の席にいるんだと言うことだ。

「みんなごめん!担当の先生が勘違いしちゃって全部2人部屋で取っちゃったの」

おいおい、そんなことあっていいのか?まぁ、合計した人数に不備がないだけまだマシと先生たちは考えているか。でも、被害にあうこのクラスの気持ちにもなってほしい。てゆうか、そんなことあるか?つかこれ3人部屋が1つか2つ存在したら簡単に片付いた問題なんじゃないか?

「だから、悪いんだけど一部屋だけ男女のペア作ってもらえないかな〜」

「え〜絶対嫌なんですけど」

「不可能くさくね?」

「いや、ありえないでしょ」

いや、このクラスでそれを実現させるのは不可能に近いだろ。ぶっちゃけ男女で亀裂あるんじゃないかって言うぐらい仲よくないもん。

あ、でも、色々と面白いことも起こる可能性とかあるのか?亀裂の原因?と言うか女子と対立してるのって主にあの2人だけだからな、対立関係にあるのは。あの2人を同じ部屋にしてみるっていうのはどうだろう。いや、流石にまずいか。あの2人というのは1年の頃から同じクラスで席の位置も同じで若干ここまでの話を聞いていると幼じみのような聞こえのいい感じがするが全くそんな関係じゃない。とゆうか、現実にそんなやついない。あいつら2人はガチで仲が悪い。陰口を言い合うぐらいにな。少し言い方が悪く伝わっていないかもしれないが。ある男子2人が女子と対立しているわけでなくある男女2人が対立しているだけだ。勘違いの内容ここで訂正させてもらう。一応2人のことについても紹介させてもらうか。

男子の名前が瀬良 高河(せら こうが)女子の名前が須磨 花凛(すま かりん)。

瀬良は変なやつだが面白い、なぜか人を呼び寄せる集団の中心にいるやつだ。聞こえ方はいいが別にこいつが陽キャとかに入る部類かって聞かれるとそうではないだろうと皆答えるだろう。とにかくそいつの近くにいるだけで退屈しないそんな感じの男だ。

もう1人の女子の方は男子からの評判がかなり悪い。高河とのこともあるのと愚痴が多いので有名だからだ。必ず学年かクラスに1人はいる男子からめっちゃ嫌われるタイプの女子だ。そんな彼女だが意外と周りを見て気にしているタイプだ。他のみんなは悪いところを面白がってあげるから見えてこないが実はいいところもある。1人で飯食ってる女子に話しかけてあげたり、そういうタイプがいると気になるようなそぶりをする。意外と考えたり気にするタイプだ。そういうだけで決して行動が多いわけじゃない。基本は現状に満足している。ただ、そいつがこっちに来たそうにしてたりすると手を差し伸ばしたりする。意外と俺の行動心理に近いタイプで怖って思う時がある。でも、性格は全然違う感じなので安心だ。正直そんなことより2人の絡みを見てるだけで面白いから今まで言ってきたこととかどうでもよくなる。話がかなり脱線したな元に戻そう。

「なぁ、これ絶対決まんなくね?」

俺は今現在部屋を共有しているやつに話しかけた。

名前は鈴方 武士(すずかた たけし)。

苗字に似合わない性を持つ男。見た目は武士に見合う姿だが、性格は全く違いどちらかというと鈴方を再現しているようなやつだ。話すと見た目から溢れ出す陰キャ感とは別に中身は意外と陽キャぽいお洒落なやつだ。話も通じるし、中々いい奴だ。

「いや、お前がとりあえず男子サイド決定だろ。俺は他のやつと部屋組むから」

「おい、お前何言ってんだ!なんで俺がそんな役目受けなきゃならねぇんだよ」

あれ?こんな台詞吐いて大丈夫か?これ女子サイドからしたら私たちには魅力が全くないから興味がないってこと?っていう感じにとらわれたら俺の評価ダダ下がりじゃね?女子の皆さんそんなことはありません。僕が勢いで適当なことを言ってしまっただけです。本心ではそんなことないですから。

…て、このクラスの女子なら大丈夫か。俺のことなんて興味ないだろう。

「お前一応学級委員なんだから。いいじゃんお前で。これが1番早い解決策だよ」

「ちょっとそれは平等性にかけるんじゃないか?俺は高河を推す!あいつならなんとかなりそうだし、なんだか面白そう」

「お前!それは流石に女子が可愛いそうだろ。あっちのことも考えてやれよ!」

「お前さらっと酷いこと言うな」

「はて?なんのことかな?」

チラッと高河の方を見るがこちらを見ていた素振りはない。

「ふー、これが高河に聞こえてなくてよかった」

とこのように中々ノリのいいやつで面白い。たまによくわからんネタをぶっ混んでくるが、まぁ、それはお互い様だろう。

「え、なに?なんか推薦とかあるの?」

ここで何故か先生が俺たち2人の会話に乱入してきた。

まさか、聞いているとは。

「いえ、何もありません」

俺が返事をする。

「推薦って…」

なんか聖奈が絶句した様子でこっちを見ている。

俺そんな変なこと言ったか?いや、この先生か、今言ったのは。

「佐藤さん女子の方は?」

先生は聖奈にそう質問する。

「えーと…」

いや、そうだろ。普通にこうなるだろ。俺女子の方の話も聞き耳立てて聞いてたが全く話が進んでなかったぞ。

「もう面倒いから3人部屋の人から1人ずつ選抜してその男女の2人が同部屋ってことでいいんじゃね」

これは先生に向かっていったのではなく、鈴方に向かって放った言葉だ。

「あ、それでいいじゃん。他の人誰も犠牲にならないし、それでいんじゃね」

なんか納得したような顔で鈴方は言った。

いや、ダメだろ。お前よくこの案に乗ったな。さっきまで平等とか言ってたやつがいきなり切り捨てる路線に走ったんだぞ!もっとなんか言うことあんだろ!

「でも、それだと3人の人たち可哀想なんだけど。流石にやめたほうがいいと思うよ」

佐藤が俺の案を聞いていたようで異論を唱える。これが普通の反応だ。いや、性格には善良なる心の持ち主であればこう考える。現代人でこんなこと考えるやつの方が珍しいのか?

「たしかに、それは可哀想…」

じゃあ、どうやって決めるんだよ。今のアイディアなら3人のとこの人以外全員が納得する意見だし、わざわざ部屋決めを再度やらずに済むし合理的ではあると思うんだけどなー。

あ、それなら。

「じゃんけんで決めるのはどうですか、先生」

「じゃんけん?」

「一応平等だと思うんで。男女別れてじゃんけんして最後まで負け残った人が男女の部屋ってことで。多少、部屋の変更が出て面倒いと思いますけどこれならみんな納得すると思います…ある程度…」

もう面倒せぇ、大じゃんけん大会で決めればいいだろ。

「えっと…じゃんけんで決めていいの?」

「俺はいいです。鈴方もいいよな?」

「え、いや、はい」

こいつ、友達と話す時は普通なのに他の人と話す時はガチで白々しいな。ま、俺も人のこと言えないけどな。人との関わりがあんまりにもめんどくさくて無駄に白々しい態度で接してしまうんだよな。めんどくさくて。

「えーと、みんなもじゃんけんで決めるでいい?今意見が出たんだけど」

「先生ー、俺はいいですよー」

「えーじゃんけんすんのめんどー」

「じゃんけんすんの?」

「さっさと終わらせようぜ」

色々と無駄な言葉が飛び交っている。

「もう一旦静かにして、もう決まらないからじゃんけんで決めましょう。佐藤さん貴山くん学級委員だから先導してじゃんけん男女ごとに始めて」

「「はい」」

まぁ、読者の皆様もそろそろお気づきだと思いますがそうですここからすでに自分は地雷を踏んでいたのです。


俺はある時から基本じゃんけんではチョキしか出さないようにしている。

いくら俺がじゃんけんでチョキしかだらないからって負け続けることはないだろう。どうせこの人数だあいこが永遠と続くだろう。そのうち、俺がチョキしか出さないと気づく者が多くなるだろう。だんだんと俺の動きを読むやつが多くなってきたらタイミングを見計らって俺が別の手を出し始める。俺は基本このやり方で勝ってきた。知っているやつにはこういう時こそ効果絶大で一発目で一対一のじゃんけんで負けたことはない。

ふふふ、このじゃんけん貰った!

ん?なんだ?なんでせっかく女子と1つ屋根の下で過ごせるのにみんなこんなに嫌がってるかって?現実はそんな甘くねぇ。厳しい現実が待っている。穏便に修学旅行を済ます為にもなるべくトラブルになるかもしれない事態は避けたい。

ん?カップルとかいないのかって?知らん。俺はいるかいないかなんてことは知らん。でも、ここで馬鹿正直に申し出ると後々大変だろうから穏便に済ます為に名乗り出ないんだろう。いや、その行動が正解だろ。

ポン

左肩に手をかけられた。

「おい!じゃんけんの発案者。お前じゃんけんの調子は大丈夫なんか?俺はもうじゃんけん勝負と決まってから精神統一してるから大丈夫だわ」

今俺に話しかけたのはさっき話題に出した瀬良 高河だ。

みんなも分かっただろ?変なやつだって。酒に酔ってるとかそういうのじゃないのにこんなこと言ってるんだぜ。やばいよな。現実世界にもこんな変なやついるんだなって俺はこの学校に入って思い知らされた。

「発案者の名にかけて絶対勝つから安心しろ」

俺はなんの根拠もないがそう返してやった。

「そういうこと言ってるやつが負けるんだよっ」

「いや、俺は策略を巡らして絶対高河を負けさせてみせる。童貞卒業出来るような展開が待ってるといいね」

この会話をまともなやつが聞いたら変なやつが2人しゃべっているようにしか見えないだろうが決して違う。俺はあいつとは違う。

…の筈だ。

「俺は幸生が負ける方にかけるな」

「俺も」

「やめてくれ。そう言われると負ける気がするから」

今喋った2人は今まで出てきていない登場人物だ。

紹介が面倒いから名前だけにさせてもらう。追い追い、説明することもあるかもしれない。

1人目の賭けを最初に持ち込んだのが施和 優也(せわ ゆうや)。

2人目の賭けの提案に乗った台詞の少ないのが尾沢 雄真(おざわ ゆうま)。

実を言わせてもらうと俺とこの2人は結構仲がいい。紹介できたらと思う。多分そのうち紹介すると思う。

おっとこんなことよりも運命のじゃんけんに集中しなければ。ここまでで女子の説明が少ないのは気にするな。ただ、説明するほど仲がいいわけじゃないってことだ。簡単な理屈だよな。このクラスの男女が繋がることはないだろうな。お互いにそんな気は無いし、それが出来るようなやつが男子の面子に少なすぎて不可能だろうな。

「もうホームルームの時間なくなりそうだから早くじゃんけん始めてー」


運命のじゃんけんが始まる。


「「「最初はグー、じゃんけん、ポン」」」


ここから壮絶な戦いが展開されると思っていた。みんながな。だが、意外とあっさりと終わった。3、4回したあたりかな?人数は20人ぐらいいたんだけどさ。なんか知らないけど決まっちゃったんだよね。




・・・

チョキを出し続けた結果1人で敗北。

結果、俺が男子の代表?に決定。

「チクショー、こんなこんなことあるかよ!普通にじゃんけんに負けたことが悔しいわ!」

「おつかれwww」

「おい、よかったな。女子と一緒に寝れるぞ」

こんな前向きなこと言うのは高河を除いていない。

「やっぱりなー」

「こうゆうのはいいだしっぺが負けるのが鉄則。あと、同部屋になる女子次第だな」

優也、雄真が各々述べる。


そんなことってあるかよーー。

雄真の言った通りだ同じ部屋になる女子によって結構変わってくる。めんどそうなやつは勘弁してくれよ。…いや、どの道面倒いことになったか…女子は誰になったんだ?

女子の方に俺は視線を向ける?

「えぇー。私ー」

「どんまい、りん」

「えー普通に嫌なんだけど」

その言葉俺に向かっているのなら普通に傷ついたのだが。

「これで男女の部屋が決まったから取り敢えず部屋割りは決まりそうでよかった。3人部屋は調整して後で私に伝えてください。もうチャイム鳴りそうだからみんな席について」

じゃんけんに負けた2人はどんな表情でどんな気持ちだったのか。それは本人たちだけが知る。なんかかっこよく言っているが別にじゃんけんに負けただけだよ?ただ同じ部屋になっただけだよな。

みんな、まさかの一切の伏線もない人物がいきなり負けるとは思わなかっただろう。

俺もだよ。今までわざわざ出してきた伏線はなんだったのか。

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