「掌編（ショートショート）」を含む小説

街のそこかしこに白い雲。記憶のそこかしこに白い雲。ふわふわふわふわ夢心地。死のない日常とても平和。

写生。首吊りがあった樹を見つめる少女。

諸々の事情により、100日間、毎日1本ずつ短編小説を書くことになり、2020年11月13日に完走しました。詳しい事情については序文をお読みください。

顔を洗い続ける父の背中。行旅死亡人の情報が映し出される液晶画面。円陣の中に正座する少女。

細やかに私の引越しを手伝ってくれる男。 アウトレットモールで咲く花に生まれ変わりたいと夢見た男。 二人へ投げ出した「どこでもいい」という言葉。

　ネクタイは拘束具で、夢が無く無価値な僕への罰だ。 　ずっとそう思っていた。 ※ノベルアップ＋様にも掲載しています。

ささやかな習慣、かつての男たち、ハムスターの骸。掌編。

これは私が見る夢の話だ。 夢の中で、私は通学路の途中にあるお地蔵さまにまつわる噂を聞いた。 もちろんただの夢で、現実の通学路にそんなお地蔵さまはないのだけれど……

主人公は結婚を考えていた。 将来を共にする相手にふさわしいのは、イケメンで、お金持ちで、将来有望で、完璧じゃないと嫌な主人公。 長い付き合いで気心知れた男かお金持ちの男どちらに…

一話完結なのでどこから読んでもOKです。 大体１０００文字～ですので数分でお読み頂けます。 現代ドラマ、SF、ホラー、ミステリー、ラブコメ等ジャンルは様々。 よろしければレビ…

見つけた一通の手紙。 そこには彼女の字でこう書き出されていた。 『この手紙を読んでいる頃には、もう私はこの世にはいないでしょう』

失恋してしまった少女ニコラに、 彼女のエージェントAIであるテスラが失恋による苦しみの原因について話し始める。

隣町で発生した殺人。うわさでは血がなくなっていたという。 彼女は急遽設置された監視カメラに怪しい虫を見る。 何かに突き動かされるように現場に行くが……。 ＊「小説家になろう」に…

　僕は薄く湯気の立ちのぼるカップを取り、一口啜る。遥はフォークの先でミルフィーユのぱりっとした表面を撫で、話し始めた。 「ねぇ、人間って、ミルフィーユに似てると思わない？」 　何…

掌にも満たない指先ほどの短い、変な話ばかりを雑多に放り込んでいる箱。各話の繋がりは一応ないので、どれから摘まんでも大丈夫です。※ブログにも一部同じもの上げています。

ジャンルごちゃまぜ短編集。数字は文字数。