「なのかもしれない」を含む小説

　２１世紀末の学院にエンディング校歌なるものがあると知っていたら、心春は進学しなかったのかもしれない。特に学院中等科の修了式にミニ・スカート姿の校長と共に壇上に立ち、エンディング…

人間は愚かだ。 いつも非合理的な判断を取る。 だからこそ、美しいのかもしれない。

獅子王の統べる王国のかすかに揺れる風はいつしか大きな嵐になるのかもしれない。でも、今は、平穏な日々を甘受する・・・ (長編ではなく連作です)

嫌いだったアイツのこと。いや、そう思っていただけなのかもしれない。 ”好き”と”嫌い”の線引きがだんだんと曖昧になっていく私の恋の行方は...。 「登場人物」 第一話時点 大橋…

彼女に浮気をされていた どうする？

＊あらすじ＊ リリスです。 魔導書図書館の司書の弟子をしている魔術師見習いです。 なまけ者のお師匠さまや、面食いの王子様、堅物な館長さんたちと、今日ものんきに本に囲まれて過ごし…

　読みやすくするため、一話約6000文字で分割しました。 　幼い頃の約束をおぼえていますか……？ 　あなたは忘れていても、交わした相手はおぼえているかもしれませんよ……？ 　…

ある日、アンドロイドAlettaモデルは、司令室に招集された。 SFっぽいお話です。アンドロイドがでてきます。 カクヨム甲子園、最終日すべりこみ。実は高校生になりたての頃…

悲しいことに私にはあなたを愛する資格はないのかもしれません・・・ しかし何度でも繰り返しあなたを幸せにするため 戻っていくのです。 今度こそあなたを笑顔にするために・・・。 手…

学校の中で教師が何を考え、何をやろうとしているのかということは、学校で働いたことのない方には馴染みのないものです。そして、その熱意も伝わりにくいのかもしれません。 このエッセイ…

この作品に、紹介文など必要ありません。 2分あれば読み切れるこの物語を読む事こそが、唯一お伝え出来る紹介文である。 まあ、これだけだと少し味気ないのかもしれないので一言だけ。…

線香花火が地味だと思ってませんか？ 主人公の歌音も初めはそう思っていたが、 神楽と出会うことで線香花火のように 生きようと思うようになる。 線香花火。それは人を笑顔にする魔法なの…

私の自動車に搭載されているAIは、私の言うことをとても良く聞いてくれる。 いや、聞いてくれすぎるのかもしれない。 すべては、貴方のおおせのままに……。 ※この作品は拙ブログ【泣…

慶応四年春。 天下に鳴り響いた新選組は捲土重来を期して江戸に戻ったところに、中山道を進む新政府軍を迎え撃つよう命ぜられます。 新規徴募の兵を加えた甲陽鎮撫隊の先頭を行く歳三の前に…

　――私は、ここサロニアムの丘の上に立つと、どうしても思い出してしまう。 　もう……よせばいいのに、思い出してしまう。 　思い出したところで、人生は何も変わらないのにな。 　…

　※本作は男女差別や虐待をテーマにしています※ 　閲覧する際は十分に注意されください。 　 　幼いころからママに長い髪を強いられてきたぼく。 　本当はもっとカッコイイ髪型にした…

大阪から転勤で東京都稲城市に越してきた高戸裕樹は、夏季休暇でなまった体を戻すために裏山へ散策に出かける。その時、裕樹の心が一気に動き出すことになる出逢いが……。 雨宿りに関連…

私は毎晩、悪夢に悩まされていた。 この悪夢から解放される答えは子宮にあるのかもしれない…… 悪夢も私を産み出したのも子宮なのだから。 ※本作の一部または全部を作者の許可なしに引…

何年も前に５篇だけ書いて途絶えていた回想録のような文章。 令和２年が明けて１１日目に、ひょんなことから発掘されました。 江國香織さんが夫のことを書いているのを見て、 いつか自分…

我々の本当の意味合いとしてのイショは、コレなのかもしれない。