「ひと」を含む小説

人間の光と影、そして幸せと不幸せ。それらを織り成す人間模様を描く短編集です。 フィクション、ノンフィクションを織り交ぜた物語達をお楽しみください。 1話読み切りだけでなく、前…

海の中で孤独に暮らしていた人魚と、真っ白な魔法使いのにんげんが出会う物語。 ＊第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト(二十首連作部門)への応募作品です。縦書き閲覧がおすすめです。

《あらすじ》 願いを叶えてくれる服を仕立ててくれるお店に死装束をオーダーした主人公が、押し殺していた本当の願いを叶える話 《登場人物紹介》 【主人公】小林　昭仁（こばやし　…

季節ごとに五句、一年で二十句の連作です。 ささやかで、きれいで、少しだけかなしいものを。

コロナ禍で、ずっと息苦しい日々でした。 学校行事は中止されたり、規模縮小となったり。 わたしたち親も学校での姿を見ることが出来ませんでした。 最初はあまり気にしていなかったので…

●あらすじ※ネタバレ注意※ 湊は小学校からの帰り道、たまたま空いているマンホールを見つける。珍しさからそっと覗き込むとだれかと目があった。マンホールの下にはデンデンと名乗る不思…

高校最後の夏。祖父が倒れた事により共働きの両親に代わって田舎に帰る隼人はそこで出会った歩夢に一目惚れをする。しかし、隼人がこの町にいるのは夏休みの間だけ。歩夢のことを知れば知るほ…

俺、後藤 雷也は元ライバーの現無職である。 一つの事（顔）だけしか取り柄がない俺はもう何もしようとしなくなってしまった。 しかし、この世に『ダンジョン』というものが出現し、冒険者…

「しかし、なんだなあ、老いらくの恋は身の破滅だな・・・」 政五郎が妙なことを口にした。 「赤城の万次郎が、若い妾を溺愛して、四十八手本の女役にしたり、いっしょに歌舞伎見物に出かけ…

下校途中に寄った公園で、珍しいトカゲを追いかけた凛（１３）は、異世界に引き込まれた。 転移した先は、落城直後の城の中。そして侵略してきた連中は、この国の皇子を探しているという。（…

昔は魔法に憧れていた小学５学生の栗本彰と大峰里琴。二人が輝く光を追って最近閉店した店に入ると、魔女の住む世界へと繋がっていた。驚いた拍子に、二人は世界を繋ぐドアを壊してしまう。 …

お母さんの再婚で『お兄ちゃん』ができた小鳥遊 梓（たかなし あずさ）は中学2年生。 3歳上のとっても優しいお兄ちゃん・渉（わたる）は学園の王子様。 お兄ちゃんのことが大好きだけど…

さようなら今日か明日かわからない でもさようなら憧れのひと

あらすじ： ＶＲ（ヴァーチャルリアリティ）のヘッドセットを被る。愛依（あい）の見慣れた部屋は、とたんに星々が点滅する宇宙空間に変身した。 半透明のコントローラーを手にしアクセス…

高校２年の年の文化祭に自分が引き起こしてしまった一つのミスをきっかけに軽音楽部をやめ、引きこもりになってしまった主人公の武田 吉人（たけだ よしひと）は夏休みに母親に誘われ、広島…

篠坂アイリは青い髪と青い目の中学一年生女子。 今でこそモテるが、髪と目の色を気味悪がられることばかりだった。 しかし、アイリのその色を「綺麗だ」と言ってくれたひとつ年上の男子中学…

三十一歳だったら「みそひともじ」とかけられたのに、何ともかけられなかったので、一人で駆け抜けます。高校生のまま脳みそが止まっている私が捻り出した二十のたわごと。

実は自分、持病が有るのでコロナ前から毎日マスクしてました。だから客観的な立場から、何となくですW 「ひと」を平仮名にしたのは「一」と「人」で、この句に二通りの意味を持たせる為で…

手づくり市で手に入れたランチバッグとナプキン。素敵な刺繍が施されたそれは、大切に使えば使うほど、愛着も増していきました。こんな素敵なものを作る方は、いったいどんな人なのか。その刺…