「鬼 平安」を含む小説

幼馴染と漫才師をめざしていたある日、相方が裏世界にはまり、変容してしまった。そんな相方を元にもどすため、ボクは〝裏世界〟と呼ばれる化け物たちがいる世界で冒険する。

平安中期。都に魑魅魍魎が現れる事件が起こった。都を護る検非違使の副長官にして頼光四天王の一人、渡辺源次が事件捜査に乗り出した。帝都の闇夜に潜む般若の鬼。どす黒く光る大鉈を振り上げ…

破天荒皇子・時臣(ときおみ)が宮中での宴に呼ばれた。時臣付の陰陽師である敦時(あつとき)は、自分が同行できない宴での警護のために白猫姿の妖に代理を頼むが…… 『占破物語−占破り…

朝廷の権力者・千手関白に媚びを売り、貴族社会の末席をかろうじて死守する源頼光。 おっちょこちょいでひょうきんで、周囲からは軽んぜられている彼だが、実はもう一つ、人知れず負っている…

宮廷文化が花開く平安の世。 雅やかな世界に似つかわしくない怒号と足音が、今日も敦時(あつとき)の屋敷に響き渡る。 「妖退治に行くぞっ!!　敦時、ついてこいっ!!」 「いや、その…

時は平安。 大江山に鬼の首領が居を構え、都に降りては悪さをすると言う噂が都のパリピたちを震え上がらせていた。 彼らの仕業とされる犯罪の数々に悩まされた朝廷は、当代きっての武人と評…

第一話は、業平の血統と政治状況を説明する前史で、第二話から、在原業平の物語が始まります。 平安時代初期。宮中では天皇の外戚になるために藤原北家nによる権謀術策がくりかえされてい…

幕府を倒そうとする動きが広まる世の中、 妖の関わる事件を解決する青年がいた。彼は、 妖護屋。妖が関連する事件、依頼された問題を 解決する。そんな妖護屋を営む、九条伊吹は …

　凶悪犯罪を犯す者の魂には破滅をもたらす鬼が巣喰っている。 　人の心の悪意や歪みに取り憑く鬼──その名は『殺業鬼』 　平安の昔よりその鬼を滅し無と為す役命を人知れず負ってきた行木…

時は平安末期にはじまる御噺——。 潮の流れの疾き、竜神様の棲まう海峡。 そこには、一頭の白い仲間はずれの子クジラがおりました。 通りかかった同じ白さを持つ、人ではないもの。 …

霊界・・・。それは現世と冥界の狭間にあって、命が交わらぬ場所。浄妙とは無縁の外法の物どもが跋扈し、人を誑かし奈落へ引き摺り込む呪いであり、もののけの類でもある。 時は平安末期、…

【あらすじ】 時は平安、坂東（ばんどう）――武蔵野がまだ未開の荒野であった時代、二人の兵（つわもの）がいた。 一人は、源宛（みなもとのあつる）。 一人は、平良文（たいらのよしふみ…

時は平安時代。主人公は元人間現鬼で陰陽術が使えるという不思議な少年黒種童子。ある日のこと黒種童子にある命令が下される。その命令によって黒種童子は人間のころを思い出し始める…いった…

日ノ国に蔓延る霊魔を討つがさだめの〈花守〉が一ツ。平安の時代から霊魔狩りを生業としてきた一門『百鬼家』は当主となった者が名代『椿』を名乗る慣わし。 今代の椿は『右鞘』と呼ばれ、…

平安の鬼斬の話です。ただ「ヒト」とのみ名乗る彼は鬼を見て何を思うのか？そういう話となっております。

稀有なる国の今上帝様は、それは大きな青龍をお抱きで、かつて稀有なるこの国にすら存在しない程の大物だ。その大物青龍を抑え込むが為に、伝説の瑞獣鸞のお妃様は、愛娘を今上帝に捧げる為に…

古来より現世には陰陽のごとく隣り合うものが多かった。 男と女。 太陽と月。 昼と夜。 ……そして光と影。 光が強まれば自然、影も濃くなる。 栄華を極めた人間たちは形なき者たちを恐…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330664818323712 　もとは「この…

朱天（酒呑）童子、茨木童子、星熊童子、熊童子、虎熊童子、金童子。 やがて鬼と呼ばれる彼らの、若き日のちいさな反乱。 まったく先の構想もなく、その場のノリで書きつづる、なんちゃって…

── 登場人物 ── 帝　この国を司る主。内裏に住まう。 朱衛府　六衛府に並ぶ公的武装組織。本拠は京の朱雀門地下・朱衛殿。身分問わず東西より異能者が集う。故にその存在は都人に…