概要
稀有なる国の今上帝様の、とても困った不思議な御力のお話し
稀有なる国の今上帝様は、それは大きな青龍をお抱きで、かつて稀有なるこの国にすら存在しない程の大物だ。その大物青龍を抑え込むが為に、伝説の瑞獣鸞のお妃様は、愛娘を今上帝に捧げる為に育て、そして今上帝と鸞の碧雅は相思相愛で夫婦となった。
一男一女をもうけた碧雅であったが、皇子誕生と共に今上帝がその愛ゆえに、碧雅を皇后に立した事により、今上帝は呪をかけられ昏睡し、碧雅は他国の伝説になぞらえられて害されてしまう。
大青龍の抑えの碧雅が気配を失した為、大青龍は今上帝の最も愛する者のいない現世に目覚めてしまう。
目覚めた大青龍を抱きし今上帝は、何を欲して行くのか……乳母子で側近中の側近の伊織は、幼い頃から全てを知っているはずの、今上帝が解らずにいろいろと考えを巡らせる。
一男一女をもうけた碧雅であったが、皇子誕生と共に今上帝がその愛ゆえに、碧雅を皇后に立した事により、今上帝は呪をかけられ昏睡し、碧雅は他国の伝説になぞらえられて害されてしまう。
大青龍の抑えの碧雅が気配を失した為、大青龍は今上帝の最も愛する者のいない現世に目覚めてしまう。
目覚めた大青龍を抱きし今上帝は、何を欲して行くのか……乳母子で側近中の側近の伊織は、幼い頃から全てを知っているはずの、今上帝が解らずにいろいろと考えを巡らせる。