「蕩れ」を含む小説

新たな世界を求めて勇気を出し、見知らぬ世界に飛び出した小櫻朱莉【こざくらあかり】彼氏いない歴＝年齢の朱莉にはずっと思い描いてきた理想の恋愛があった。 優しくて真面目で誠実な男子と…

メタフィクションとフィクションの狭間を揺蕩う"くらげ"を眺めるために、二人の少女は丘を目指す。

ツイッター交流企画の「素敵な人魚の飼い殺し方」の自キャラssです。

地上の文明は崩壊し、逃げるように海底に都市を建設した人類。 長い長い年月と共に姿かたちを変え、水中での生活に適応した彼ら。 あるべき形を変え、文明を変革し、水底に揺蕩う、空を―…

思春期の少女のお話。 超短編。 お暇にひとつ読んで頂けると幸いです。

素敵的に摘む

※本作は、残酷描写・暴力描写等の過激な表現が多く含まれているダーク異能ファンタジーです。 　そういった描写が苦手な方は、ご注意ください。 　高校生の少女『沙月エリカ』は、クラス…

舞台は神の揺蕩う世界。 殺し合いを望まない少年と、他人に心を許してはならない少女の御噺——

“果ての図書館”。それは、全ての本が行きつく場所。そして、迷いを抱える者を惹きつける場所。 其処へ迷える者の影が、また一つ――。 香鳴裕人様の企画「同題異話SR -June-」…

箱庭物語　幻獣界組　キリュウとゼイラの幼少期出会い編

揺蕩う世界の、ほんの一隅で。わたしはあなたを想っています。 ※KAC4「紙とペンと○○」参加作品です

　異世界で目覚めたましろ。 彼の前に現れた人語を話す黒い猫のピャン。 　彼と同じく異世界へ放擲された47人の〈異邦人〉（ストレンジャー）。与えられた人語を話す47体の〈異界獣〉（…

長い夢を、見ていた。いや、果たしてそれは夢であっただろうか。1度たりとも将来の夢を持たず、1度たりとも自分の未来に思いを馳せず。ただただその日その日の流れに身を任せ、ただ揺蕩うだ…

喧噪と潮騒、陽炎の揺蕩うこの夏はきっと、忘れられないものになる

　「ようこそ！最果ての監獄へ！！私は君を歓迎するよ！」 　風の噂で聞いた監獄は、その場所も目的も分からない――存在すら不確か――という、得体の知れない物だった。 　その監獄の正…

――彼女がこの部屋に戻ってくることは、もう、なかった。 残された僕と彼女の黒猫。 過去と現在が交差する静謐な時間は、いまゆっくりと変わろうとしていた。 流される毎日の中で繰り返さ…

自主企画「タイトルだけコンクール（８月）」参加作品。 本文（小説）はありません。

僕こと滝嶋優斗（タキシマユウト）は当時、どこにでもいるような麻雀くらいしか目立った趣味のない大学三年生だった。ある日、ひょんなことから、普段僕たちが立ち寄らない雀荘に美人の大学生…