詩『まどろみに揺蕩う笑顔』

暁空(あけら)

『まどろみに揺蕩う笑顔』

美しく華やかな幾つもの花の彩りに眠れる姫君

着物の帯は明るめな紫、白地には淡い紫がまばらに染まり、藍色の花が咲く


束ねた髪は横に流し桃色の花飾りがなびく


とても安らかで可憐なあどけない表情は無垢でした


可愛くて愛おしくてただそこに在るだけで自分だけの最上の幸福


沢山笑って沢山泣いてよく喧嘩もしたりした日々の軌跡は奇跡


無限に広がる宇宙の中僕達は地球という星で生まれ惹かれ合い出会った縁(えにし)


誰かを心から想う気持ちや涙や優しさをくれた君はかけがえのない良い子でした


優しい愛って奴は不思議で一度気付いてしまえば貰った分以上に愛してしまうものなんだね


止めどなく涙が出るほど愛おしい君の頭を優しく撫でるとにこやかに嬉しそうに笑った表情


僕の世界で一番大好きな笑顔が確かにそこにあったんだ


本当に本当に可愛いくて仕方ない僕は君に夢中だよ


誰よりも頑張って精一杯生きた可憐で美しき姫君


お疲れ様だね、よく頑張ったね、偉いね、可愛いね、大好きだよ、愛してるよ、ありがとう


まどろみの中で揺蕩う表情は良い笑顔でした






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詩『まどろみに揺蕩う笑顔』 暁空(あけら) @akera

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