「色とりどり」を含む小説

使い始めた可愛い万年筆。彼もまた万年筆を使う人だった。色とりどりのペンとインクが恋を彩る。

様々な詩を集めました。 いろいろな色や味の詰まった、ドロップスの缶のように。 詩集ですが、たまに詩のような物語のような、そんな曖昧なものも混ざっているかもしれません。 色も味も…

始まりは夏。そんなありきたりな1年の、夏のことだった。

数分で読めるショートショートの寄せ集めです。 ジャンルは様々、色とりどり。 1話ずつ味わってお読みください。

色とりどりの真実の愛、そしてそれを包み込む白い無邪気なカスミソウ

『色彩』 　この世界ではカラーではなくパワーである。冒険者は色を使いこなし土地を開拓して世界を豊かにしている。 　ここに1人の少女が別の世界からぽとりと、白地にインクを落とすかの…

夢を題材にした短編集。 良い側面も、悪い側面も、描いていけたら。 色とりどりの作品を目指して書きました！ 最初と最後と途中の話、計三話ほどは特殊です。（と言った方が良いかもし…

物心ついた時からソフィアの世界は小さな集落の中の物置小屋だった。 村の人々から存在を否定され続けて十数年。 ある日、村の流行病の元凶という濡れ衣を着せられ、刃を向けられる。 無我…

ある冬の日。偶然入ったその店で、俺は『それ』と再会した。 ※　高校生向けのコンクールに昔応募したものです。

王都最強のギルド『秘密の花園』 果たして、そこは乙女の花園か、最強の集いか……

－－仕事帰りにふらりと立ち寄ったバーになぜか見覚えが…『霧の奥の記憶』、 －－平井千次には、ちょっと変わった収集癖があった。婚約者の佐和子は千次を喜ばせようと、誕生日のプレゼント…

「おばあちゃんと住んでくれる？」 受験に失敗し、両親が離婚した渡瀬薫は、母親の一言で札幌から群馬県にやってきた。 彼女を待っていたのはガラス工房を営む親子に二匹の猫、そして初め…

夏の雨が隠された本当の私を暴こうとする。 私の内に閉じ込められていた憂鬱を、露わにせんとする。まるで、イースターエッグのように色とりどりで可愛らしい装いが、酸性を酷く多分に含む…

騎士団長の息子で剣術のチャンピオンのユーリ。 炭鉱夫の孫娘で機械マニアのアンナ。 学者の息子で化学の天才のジェミヤン。 司祭長の孫娘で我が儘な美少女のヴェロニカ。 大商人の息子で…

穏やかな気候の海に突き出した土地に、二万人ほどが色とりどりに暮らす。 それが櫻河艦艇群。 かつては艦艇が寄り集まっただけの集団だったものが、連結と延床増築を繰り返し、今の形に落ち…

　過去のことは覚えていない。ただ俺に残ったのは、『俺』であるという自意識と蓄積の経緯を知らない価値観だけ。 　生まれて初めて目に入ったのは、母親と思わしき誰かの遺骨と、しわしわの…

新卒で入社した会社でモラハラ上司に苛め抜かれて退社した雪見星夜は、独特な感性をもつ大葉社長が経営する会社になんとか再就職を果たした。 破天荒な大葉社長が経営する会社はちょっとブラ…

人の感情を秋月識音(あきづきしおん)は色、白石葉月(しらいしはづき)は音で判断する能力を持っており、識音は人の感情は色とりどりだが、本来の景色の色が見えないこの能力を邪魔だと思い…

とある女子高校の軽音楽部で巻き起こる、 私と私たちが、自分だけの音を探し求めるお話。 音楽と、コーヒーと、夕焼けと、 木陰と、彼女と、私。 いくつもの色が重なり合って、 絵画み…