春夏秋冬

フィーネ

プロローグ

 僕が君に出会ったのは、いつだっただろうか。夏の刺すような日差しの中で見つけた古民家で、白いワンピースに身を包んで縁側に佇む君を。





 私が貴方に出会ったのは、いつだっただろう。バカみたいに暑い夏の日、縁側で外を何気なく眺めていた時に話しかけてきた貴方と。

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