「楠」を含む小説

全17話。 楠樹見来(くすのき みらい)…関わった相手や物事の少し先の未来が見える。未来が見えるようになるためにはかなり近付いてふれあわないといけない上に、自分に関連した未来し…

　星花女子学園の秩序を守る、風紀委員「氷の女王」こと、雪川静流。風紀を乱す問題児、火蔵宮子と、彼女は、「清い恋愛」の練習をすることになって……。 　学園百合シェアワールド企画「…

俺、高橋　蒼は特に学校でも目立つことはなく、静かに過ごしていた。 少し気になるのが、学校でも人気で誰もが認める美少女、楠　紫音が、住む世界の違う俺に話しかけてくることだ。 だがそ…

有梨栖比奈（ありす ひな）は、この春に上京した大学一年生。 高校時代はカーリング部に所属していたが、今は辞めて、漫然とした日々を過ごしている。 そんな比奈の唯一の生きがいが、…

このお話は、私の実体験を書いたものです。 中学から受け続けた性的虐待。 そのお話と今の人生について。 日記のような、でも訴えるためのお話のような。 こんな思いをしている子供が…

松ヶ峰聡（まつがみね　さとし）は27才。代々政治家の家に生まれ、半年後に初めての選挙を控える衆議院議員の立候補予定者だ。そんな聡が、選挙陣営を預けるために呼んだのは高校時代の親友…

人形町の裏手にあるその坂は「生首坂」と謂われている。 　その謂れは戦時中の昭和の初め、学徒出陣できなかったひとりの学生が仲間たちの戦死に懊悩して祠を覆う楠の枝で縊死したこ…

「それはあらゆる魔術を修めた伝説の魔導書なの」 現代において、魔術は隠匿され世界の裏の存在になっていた。 楠永俊は魔術とは無縁に生きてきた普通の高校生。 平凡で退屈な日々をやや…

　楠夏樹（くすのきなつき）は高校二年生。小さい頃のトラウマから、ぼっち街道をまっしぐらだった。 　そんな夏樹には、双子の妹、夏帆（かほ）がいた。 　夏樹と違って社交的な夏帆は、…

今回は少し趣向を変えて応援コメントであった 外訪楠（がいほうくす）様紹介の『ニンニク入りコンソメ牛乳粥（リゾット）』を作りました。 そして、今回はおまけたっぷりです。 （要するに…

東京を舞台にした現代ファンタジーです。 和盆（わぼん）は小学校・中学校・高校へ行かずにある『物語』を拡散するため、リアル使い魔の楠人（くすと）と共に街を駆け巡ります。 ・・・・・…

ある日、九重摂は百貨店の屋上で美少女と遭遇する。それは同じクラスの八木洋花であり、九重の憧れ的存在だった。そんな彼女が九重に「今夜十二時に楠ヶ丘神社に来て欲しい」と言う。 そこで…

親の仕事の関係で転校が多い家庭に育った西宮碧、同じく楠朱音 高校2年に上がる時に親との転校生活がもう嫌と言う理由で、ある程度自立した一人暮らしをする事になる。 そして転校生活が生…

高校卒業後、東京の大学に進学することになった楠（くすのき）寿（ことぶき）は、不動産業者の手違いから入居予定だった大学近くのワンルームマンションではなく、そこから少し離れたところに…

君代は虐待から逃げ出した少女。楠子はリストラされる少女。 二人が生きる術は現実に虚構を捩じ込むこと。そして虚構でリアルを救うこと。 文字通り小説が現実のやり切れなさを破壊し尽くす…

武術の家系で生まれた紅城楠という少年は、かつてとある男に敗北した。 男の手掛かりを追って入学したのは、一年の学費額五百四十万の寒桜高校という、どう見ても怪しい学校であった。 助太…

鬼民が浮民を理不尽に支配する鬼ノ国。 浮民の子どもたちとともに育てられた領主の娘、柊。 領主となった柊は、虐げられた浮民を救うため、国を変えようとする。 しかし、それに反発する…

俺の名前は楠　孝夫（くすのき　たかお）。 世間一般にはオタクと呼ばれる生き物で、絶賛ニート生活満喫中！ ・・・のはずだったが、とある事情により就職しなければならないことになった…

座敷わらしは気まぐれで人を振り回す妖怪というイメージがあるなぁと思いながら書きました。

慶応三年（1867）四月二十三日、紀州藩の蒸気艦「明光丸」と土佐海援隊の「伊呂波丸」が備中六島付近で衝突した。 沈没した伊呂波丸の補償をめぐり、ここに日本初の蒸気船同士による海難…