「植民」を含む小説

　何度目かの大戦で地球環境は崩壊し、人類は故郷を捨て宇宙へ去った。最初の宇宙植民から数世紀、地球の重力を知る世代が殆ど死に絶えた頃、回復した地球から失われた文化をサルベージしよう…

人類が銀河系を越えて外宇宙への植民を進める時代。 海王星に酷似した環境を持つ惑星カンディアの衛星の一つであり、土星の衛星エンケラドゥスに酷似した環境を持つ第三衛星イラクリオン。 …

植民可能な惑星を探し求める巨大宇宙船は、乗員一万人が代を重ねつつ、二百年間彷徨い続けてきた。だがこれ以上の航宙は困難と判断した彼らは、旅の継続のために大変革を断行する。 変革後…

植民可能な緑の惑星が、その文明史上初めて発見された。 帝国の女王は、その地に、権力の徴（しるし）を自ら付けるべく意気込む。 だがそれは不可能と、宮中の誰もが知っていた。 そこで白…

火星植民の為に働く主人公は、ある日作業中に奇妙なものを見つける。半球状のボールの表面には読めない文字が描かれてる。さっそく同室のヤマモトに相談してみるのだが……。

　とある「平凡/脇役/モブ」をテーマとしたファンタジーコンテスト応募作であるとともに、「魔導書が禁書とされている大航海時代風世界」という同じ世界観を共有する〝エルピラ・サイクル（…

セ界制覇を狙う燕の国の話。 平行して赤い国も書いてます。 神宮興亡記 2020シリーズ https://kakuyomu.jp/works/168164522200808455…

　大国マースの半植民地的な政策を世界戦争の敗戦によって受け入れている王国サターン。 　横行する反政府活動に没頭する青年──ロザリスは同時に陸軍兵士でもあった。反政府組織のカリス…

この物語は「大宇宙を掌の上に（神に至る者本伝）」の外伝です。 千と出会った少女の一生です。 物語の舞台は現代から７０万年前頃の地球。 ＜＜　梗概　＞＞ （起承転結の起、狩猟生活…

―歴史が変わるとき、その悪魔はやってくる― 宇宙世紀600年代、銀河は地獄より現れた異形の怪物《戦鬼》によって破壊され、彼らの捕食対象たる人類は滅びに瀕していた。 そんな死と…

117番植民地こと「カップランド」。 広大な土地と堅牢な壁に囲まれた国には孤児院ある。 孤児を集め、兵を育てるその院で、優等生の名を欲しいがままにする少年がいた。 その名もイア…

植民星として地球に狙いを定めた宇宙人四人。うまいこと日本の総理大臣と官房長官、与党友正党幹事長になりすまし、日本のすべてを手に入れることができた！　後続の宇宙人たちを移民として迎…

汎銀河帝国と貴族たちに支配された宇宙時代。多くの人々は奴隷や庶民階級とされ、貧困にあえいでいた。そんな中、奴隷や庶民の身分から唯一脱出できる方法は、宇宙艦隊に入隊することだった。…

地球と植民地の間で4225年続いた人工惑星宇宙コロニー「ファンティア」は、当時の地球破壊と同じ条件で、もともと平和な世界が戦争と混乱に火をつけ、平和は長い間存在しなくなった。反乱…

悪魔短編シリーズです。 次の作品に心を動かされて、書きました。　 イラスト：RED:XXX　https://www.pixiv.net/artworks/89721572 How…

元宇宙航海士、今はアルコール依存症の、人生に希望をなくした男ゲイリー。彼は治療のため、遠い果ての星でのサナトリウムで療養を強いられる。その航路の途中で、宇宙船にアクシデントが起こ…

　題名は「エル・エスタファドール」と読みます（※スペイン語で「詐欺師」の意）。 　ある「うそつき」がお題の短編コンテスト応募作として書いたもの 　…にして、〝エルピラ・サイクル…

2062年、火星のテラフォーミングに成功した人類は、2050年の世界の余波を無視して、太陽系の植民地化プロジェクトを開始する。 Declan Neceresは、火星の小さな「国」…

　遠い未来、故郷に似た遠い惑星に入植した人類の子孫は苦労を重ねて、かつての故郷の前宇宙開発時代、大正から昭和初期に相当する文明を営んでいた。その田舎町の端の端に建つ民宿ヰト＝キヲ…

「台湾」の物語です。 数年前、mixi日記に書き、はてなダイアリーにも転載したものです。 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=120221498…