「文学 日記」を含む小説

わたしは毎年夏になると、別荘代わりの京都の祖母の家を訪れる。そのベランダから見える光景をスケッチしていた。その絵にはサックスを吹く男性がいて、毎年同じように練習しているのをわたし…

きれいなノートやきれいなペンが好きです そして、文字や絵をうめていくことも

納棺師のお話です。専門用語はそこまでたくさんは出てきませんので読みやすくなっている……といいなと思います。 （個人的な体験談を元にしていますが、登場人物はすべて架空の人物です。）

日記帳に込められた、同性である「彼」への切ない恋心が魂となって、彼の新しいルームメイトである僕の身体に宿ってしまった……というパラレルラブストーリーです。

幽霊が出たり、家族があったり、犬が鳴いたりするお話です。

書評です

複数の人格を持つ「ぼく」。 体の支配権を握ろうとする「かみ」と何も知らない「ぼく」。 一体物語は、どこに向かうのか。「ホンモノ」の自分とは、一体何なのか。

BGMはフェネスかアルヴァ・ノトで

【STORY : A】 地方新聞記者の火伏（ひぶせ）は、冷え切った妻をどうすることもできずに、半ば逃避行という形で取材旅行に赴いていた。表面上は、「地方紙の安い記事を書くのに辟易…

中学生の少年と担任の交換日記として始まった日記に少年の心模様が書かれていく。 何を思うのか、何を見たのか。

2019/10/27　毒父親のもとから離れ家を出て早三年半以上。 2022/4/14～約二か月間、新卒社会人未満が離島の祖母宅（母方）に居候して免許をとったり文学修行をしたりす…

　どこかのだれかの謎の日記を公開します。

前の住人が自殺した部屋──事故物件に住み始めた俺が体験したのは、心霊現象ではない。 この小説は10年以上前の日記に基づく形をとっている。

駅のホームで、横断歩道で、大衆居酒屋で、今日すれ違ったあの人の人生を切り取るショートショート。誰にでも人生があって、どんな人生にも物語がある。

　極限まで人を模した機械、アンドロイド。 　人とアンドロイドの境界が曖昧になりつつある世界で、護衛アンドロイドのプロトは街の令嬢であるメリアの護衛をすることになる。人と触れ合い、…

　巨人伝説研究家、角田六郎（つのだろくろう）は巨人の実在を知る数少ない真の研究家である。 　だが、彼が行く先々には、巨人が実在しては困る常識人達が立ち塞がり、毎回、アレな展開に…

三十も半ばを過ぎた小説家の男性。彼が突然“日記”を書き始めたのには、理由があった。 【KAC2022参加作品⑪：日記】