「戦闘・戦記」を含む小説

大東亜戦争がはじまり間もない１９４３年某月某日のラバウル陸軍航空隊基地、陸軍少尉の真鍋時夫（マナベ　トキオ）の元に、高校野球からの因縁の相手である神木沢慎之介（カミキザワ　シンノ…

卯鴻と超沙は紅燕のひとり、ひとりなのか。 彼らがわたしと出会ったとき、止まっていた平原の時計がふたたび回り始める。 最後に残る国はどこなのか。 伝説の戦いが始まろうとしていた。

【第四回カクヨムコンテスト短編小説 キャラクター文芸部門中間選考通過作品】 １９４５年の夏、海軍航空隊航空兵の飛田正彦（トビタ　マサヒコ）大尉は、宿敵Ｐ５１と一戦を交えるのだが、…

偵察飛行に出たF15が、太平洋戦争末期、昭和20年の日本へとタイムスリップする。 はたして歴史は変わるのか。 架空戦記ものです。史実を一部参考にしていますが、フィクションです。…

配られたカードで勝負しないといけない時がある。 それがハイカードであった時でも……。 戦争ではそんなことはザラにある。 会議室に籠りっぱなしの馬鹿の命令を聞かされた時 前線で物資…

　太平洋戦争が終盤に差し掛かった８月のある日、飛田正彦中尉は司令部に呼び出され、「一週間後に米軍の大規模な襲撃がある為、実験中の新型燃料を使い敵を迎い撃て」との命令を受ける。 …

〈ストーリー〉 小国ファヴェールの王女・ソアラは悩んでいた。隣国との緊張が高まり、戦争の気配がちらつき始めた今、国力が低い自国を守るにはどうすればよいか。父王は病に倒れ、頼みの綱…

　航空母艦仙龍の飛行隊は、爆撃隊の露払いのため、敵基地上空の制空確保へ向かった。 　この基地が陥落すれば合衆国本土への大攻勢を仕掛けられる。 　重要な拠点を守るために敵は新型機を…

大日本帝国が大日本共和国連邦と国名・方針を変え、開戦間近だったアメリカとの戦争が行われなかった世界。 大艦巨砲主義が未だに発展し、人型機動兵器《騎甲戦車》が地上の戦場を闊歩する様…

天孫降臨より三千と数余年、災禍続く。悪鬼の戯、甚しく、世、大いに乱れる。悪鬼鬼神、人心を惑わし、以って世を欲さんとす。民、憂えて呼ばむ。禍の世来けり、と。 （宝史伝 天錦の章より…

　高校生として平和な日常を過ごしていた『僕』だったが、クラスメイトの失踪を機に戦乱に巻き込まれていく。 　クラスメイトの失踪は、単なる遭難か？盗賊団による誘拐か？他国の侵略の序…

砂漠に点在するオアシス。限りある資源をめぐって国が現れては消える世界。戦うことしか知らない王カイと幻の民族の少女ミモザ。多くの人々の運命を抱え世界に翻弄される二人・・・。

西暦2048年。 人類は遂に戦争の無い世界を手に入れた。しかし、世界は戦いを必要としていた。戦争が無ければ──人々は平和を平和と認識出来ない。 そして行われたのは、人類史上稀に見…

ふたつの巨大国家が、超大陸間戦争を行う異世界。 フォマルハウト第三帝国と呼ばれた魔族の王国は、条約を破棄し中立国家たるハイペリア皇国へと進軍する。 すべては長きにわたる戦争を終わ…

大戦争から10年。 戦いの大混乱を利用して巨大化した宗教、「天使の会」。 感情を持たないことを美しいとする天使の会はある実験を行っていた。 それは、人の感情をなくす薬を作ることだ…

J・R・R・トールキンの小説に登場する、架空の水銀の名を冠した組織と――その敵対勢力であった、合金の異名をもっていた組織、双方が解体された世界。 海戦特化型ASの開発が急速に進み…

時は、太平洋戦争終結から、おおよそ１００年以降の世界。 世界は、人口増加、人種差別、資源の枯渇、国家間の対立、地域紛争、テロ活動、サイバー犯罪、などなど混沌とした世の中になって…

21世紀も半ばになったころ、ヨーロッパで第二次世界大戦時に使用された世界中の陸海空各兵器を集めた展覧会が行われた。 先の大戦で実際に使用され、現在も稼働する実物が世界中からかき集…