『異物接触』 未確認生命体X
苔氏
第1話
西暦1938年人類は新たな歴史を刻むことになった……
同年1月ノルウェー海に四つの隕石が、宇宙から降ってきた、ノルウェーでは一時期話題になった。
しかしその隕石はただの隕石ではなかった…
1ヶ月後ノルウェー、アイスランド、は謎の未確認物体(以下x)に抵抗する間もなく街は火の海と化した、一部の富裕層、内陸部にいた一般市民が数少ない生存者だった。軍隊は徹底抗戦しているが全滅も時間の問題だろう。
同時期、国連では「x」この話題に持ちきりだった。
ここでのxの情報は数少なくノルウェーから脱出した将兵と一部の一般兵の目撃情報しかない。
二足歩行型の戦車、プロペラの無い航空機、
この二足歩行型の戦車に街を壊滅させられ、プロペラの無い航空機により制空権は奪取されたと将兵は言っている。
あまりにも地球側が無力である。
いつ自国が攻められるか分からないこの状況で、各国ではxに抵抗出来る装備、新兵器の開発を進めていた。
アメリカではレシプロ戦闘機では対抗できないとして独自で
日本ではアメリカに触発されドイツからの技術提供により一菱社が開発することに成功。
ヨーロッパ諸国では本土決戦の可能性が高いと考えていた。xから二足歩行型の戦車を鹵獲する事に成功、後に研究、弱点を見つけ出し最小戦力で対抗出来る様に練度を上げていた。
各国が練度を上げ新兵装を装備し、地球全体がこの未知なる敵x、初めての異生物との戦いが巻き起ころうとしていた。のちに惑星間大戦と呼ばれた地球史上最も犠牲者を出した戦争である…
1938年、太平洋沖に隕石が落下したがどの国も気付くことが出来なかった。そして極東の島『日本』にもその魔の手が迫っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます