「かご」を含む小説

妖怪や化け物をリアルに見ることが出来る籠の服を開発したキンおばさんは、ある事件を境に行方不明となってしまう。事情を聴いた爽介は、おばさんの開発した籠の服を改良し、その服を身に着け…

日間、週間カテラン最高1位。シリーズ第4話。えん罪を自力で晴らしたワレスは砦の英雄に。穏やかな日々をすごしていたが、ハシェドの母の祖国ブラゴールから逃亡してきた皇子の息子が砦に逃…

叔父さんには、左手の全指がない。幼い頃、とある呪いの儀式のために奪われた。 本当はその時に死ぬはずだったのに、なぜか今日まで生きている。各地にちらばる奇談・怪談の裏側を探ることで…

貴方にとって、過去はどういったものでしょうか？ 苦しい過去も、楽しい過去もあるでしょう。 けれど、人は前に進む時、どんな過去であれそれを捨ててしまいがちです。 過去に囚われること…

俺は余命いくばくも無い祖父の望みをかなえる為、祖父が生まれ育ったという廃村を探している。 何でも、子供の頃に捕まえたタマムシを虫かごから出してやりたいと。 そんな痴ほう気味の祖父…

　友達のいない少年・槙野巧人が入学した高校には、幼い頃から〝兄〟と慕いその裏で淡い恋心を抱いている青年・杜松誠弥が養護教諭として勤務していた。 　登校する度にどきどきし友達作りど…

　加護咲夜（かごさくや）、高校一年生。 　彼女には、不思議な能力があった。それは、他人の寿命が〝年数〟で見えること。彼女には大きな未練があった。それは、寿命一年である事を知りつつ…

大きな功績を収めたり、なにか大きな偉業を成し遂げることが、特別なわけじゃない。 平凡でも、生きていることが特別なことだから。 生きていれば、進むべき道を見失うこともあれば、長い…

やーやー！わたしは黒猫のフレンズ、“セヒコちゃん”だよ！(ｷﾗｯ) ここ、ジャパリパークは色んなフレンズがいてね、みんなみんな優しいんだよ！ ちょっとギスギスしたこともあったけど…

はっきり言って僕は金持ちだ。 これまでずっと大きな屋敷に執事の爺さんと二人でくらしていた。 だけど高校生になると同時に年老いた爺さんが衰えから引退を決意。 代わりに孫をメイ…

武蔵野が語る、大地としてのケジメ。集うもののゆりかごたらん。熱望して期待せず。第二回角川武蔵野文学賞第一次選考通過作品。

　高校３年生の少年は悩んでいた。思い出の遊園地に立ち寄り、観覧車に乗った。 　そこで少年は自分のしてきたことを、ゴンドラのゆれに合わせて思い返していく。 　少年の悩みに、彼の最大…

一話完結・読み切り・短編の恋愛小説。全４話。 「変わらぬ日々」からちょっと外れた時、そこにはきっと新たな出会いが・・・。 『風が吹くように』 　風が吹くように、僕らは出会って・…

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 男子高校生の『白河現代』が家の土蔵で見つけたのは……大名駕籠だった。 時間街道、現れ消えるぅ、アレはゼン♪バキッ！…

戦国期の武将である相良甚之助。 撤退戦で殿を務めた彼はあえなく討ち死にするが、気が付けば神界に横たわっていた。 『歳を重ねるごとに前世の記憶を取り戻す』という条件のもと、『神…

「ココナラ」にて、カキピーマン様よりご依頼いただきました小説です。 原案はカキピーマン様です（掲載許可はいただいております）。 物語はハロウィンを間近に控えた、賑やかな街から始…

そこは何処かで見たことがあるような場所で何処か、懐かしく、ノスタルジー。 ﾞ籠屋縁"<かごやえにし>は不思議な旅館。 色んな事情を抱えた客をもてなします。 行きはよいよい、帰…

いつものメンツで歓談中、突如立ち上がるお祭り。 なんでテーマが「ダンゴムシ」なのか（笑）