「あしたは」を含む小説

30歳独身サラリーマン。 金なし、夢なし、彼女なし。 ないない尽くしの彼は青春18きっぷでの旅行が昔から大好きだ。 社会人になってからも、飽きることなく盆、正月は18切符で大…

新型肺炎の蔓延でエンターティメントの危機が叫ばれる中、小野坂ユカたち東都女子プロレスは道場とネットワークを使って団体初の《無観客試合》を行う事に—― ほぼライフワークと化している…

　親友の結婚式で、紗菜子は五年間つづけてきた不毛な恋に終止符を打つことを決意する。生まれたときから兄妹のように育ってきた幼なじみの忍が協力を申し出て、『その日』を迎えるが――。 …

高校生の男女が理科室で会話しています。良い雰囲気の2人は先輩後輩の関係で…。何気ない会話が切なく収束していきます。 ※タイトル変えました。

わたし自身車椅子に乗るか乗らないかというところでいろいろと試行錯誤していたときに、ぼんやりと書いたものです。 車椅子の准教授と介護のひとっていう、なんか、煮え切らないミステリ風の…

小高い丘の上にそびえ立つ一軒家にひとりで住む「彼」の元には、不定期に不可思議な絵はがきが届く。それは彼とほんの短いひとときをともに過ごした大切な「友人」からのものだという。 20…

　狙撃の名手として名の知れた若きスイーパー、津雲瑛士とその相棒の少女、斑鳩玲奈。二人の元に警視庁は公安部から飛び込んで来た急な依頼は、嘗て存在していた巨大国際犯罪シンジケート『ス…

地獄シリーズ、その４です。 ２０章ごとにまとめます。 もどりたい過去はありますか？ 懐かしい過去と、もどりたい過去って、別物だと思う。 過ぎたから笑えることと、もう一度試練を乗…

　その集まりがどのようなものだったのか。彼女のほかに誰がいたのか。そんなことすら、よくおぼえていない。ぼくの心には、それくらい鮮烈に彼女の存在が刻みこまれていた。 【関連作】…

つまづいたり転んだり、それが人生なんだ。

家族を失った一人の老人と、不思議な子供の物語

未来。人工の薄い雨が降る街を、一人の男が歩いていた。ある老人を訪ねるために。

彼に告白したのは高校二年生の春。 彼の心の真ん中にはいつだってあの子がいた。 そんなこと、最初からわかっていた。 だからこれは、ちいさなあの子が成長するまでの、期間限定の恋。…

（ネタバレあり） ショートショートでもかなり短い作品です。 ＡＩにおける、自己符号化を題材にしたものです。

「ベビーカーはただの道具だでも思ってた？違うよ、これは俺達親子の命を守るため存在している、とても大切な、かけがえのないものなんだから──。」 冬地 夜安 (とうち やあん)は数…

――ごめんとはいうまい。あの子はまだ気づいてなくて。あたしは彼のことが好きで。そして、あたしにチャンスがあるとすれば、それはたぶん『今』だけだから。 【関連作】 お話としては…

母親を亡くし、生活手段を失くす「あたし」。 どうやって生活していくのか……。

これも時間をめぐるSFです。確実に地球に衝突する彗星があらわれたら、皆さんはどうしますか？広い宇宙の出来事、「そんなはずないじゃん」は、ありませんよ。