「バカ」を含む小説

幽霊には二種類ある。 写真に写りたがる幽霊と、写りたがらない幽霊だ。 私に取り憑いてるのは、写りたがるほう。 何の恨みか、私の撮る写真に写り込みたがる迷惑なやつ。 コンテスト…

　ガテン系無口男×元気で少しおバカなOLの、大人だけど可愛らしい恋のお話。 　あらすじ。 　都会は楽しい事も多かった。でも、疲れた。だから、もう辞めるつもりで、有休を全て使っ…

東京に上京したての大学生と、バイト先の「筋肉バカ先輩」の話。 単純な話です。

　VRゲーム内では無類のバディ、最強の婦婦と謳われる『百合乃婦妻』が、現実世界で出会ったなら。そりゃあ勿論バカほどいちゃつくし、でもなんか初々しいし、おっかなびっくり婦婦の営みに…

学校の中ではバカにされている若月秋だが、本当の正体は有名バンドのボーカルだった。 バンド活動で長期休みだった秋は、久しぶりに学校に行くことになった。 学校に着くが、誰も話しかけ…

トイレに入ったら紙が無かった。 そんな経験、誰しも一度はあるだろう（え？無い？そんなバカな）。 紙が無いトイレからどうすれば脱出できるのか、彼女は考えに考え……？ これは彼女の…

【KAC20235「筋肉」参加作品】 貧弱な坊やとバカにされ続けて早十数年。 一念発起した僕は、近所でも評判のトレーニングジムに通うことにした――。 ※この作品は事実を基にし…

ある日の喫茶店にて。俺は霊媒師でもある友人の栄（さかえ）が、熱弁を振るうのを冷めた目をして聞いていた。 曰く、「除霊に大事なのは筋肉だ」とのこと。 訳が分からない。しかし栄の口調…

後ろで花梨とその友人の声が聞こえるが、何を話しているかは距離があって聞き取れない。 だが、清々しい気持ちだ。 一年前、花梨のことが本当に好きだった。 今になって冷静になってみれば…

かつて筋肉がすべてを統治する時代があった。 当代の国王であるコール三世は、即位後の所信演説に向けて日々の鍛錬を続けるのだが――。

皆に「脳筋」とか、「バカマッチョ」とか言われるのは、この勝手につく筋肉のせい！！！こんなもの…っ！！！

【登場人物】 私……生意気なところのある少女。深夜に出歩いちゃいけない年齢 バカども……「私」の兄たち。デリカシーに欠ける。 醤油差しの人……醤油差しの人。

取り柄なし、やりたいこともなし。 高校生、高橋直子は普通な自分を蔑みながら、満足してもいる。 ただ、彼女は呪われていた。 自分にかけられた呪いの正体を知り、克服すべきか決断する…

　はやく帰って、はやく寝たい私に、 「もう少し」 　と、宣幸は言う。 　楽しそうに歩く宣幸に渋々ついて行きながら、もう何年になるだろうと思う。 　付き合って一年で同棲に踏み切…

今年も悪魔の季節がやって来る 狂おしい掻痒感が目を襲う 体中の水分を鼻から垂れ流す 激烈なクシャミが魂さえ奪う 春、またあの悪魔やって来た･････ 悩める君よ、あなたは …

多田野仁、三十八歳、会社員。 ストレス抱える現代社会を生き抜くエリートブラックサラリーマン。 今日も今日とて深夜の闇に、おのれの真の姿をさらけ出す！

仕事から帰ってきたゾウを待ち受けていたのは、ルームメイトたちの誕生日サプライズだった。 KAC2023お題その３「ぐちゃぐちゃ」の参加作品です。

俺は、真由子の作ってくれるパンナコッタが好きだった。