「立つ」を含む小説

　人類と新型コロナウイルスの戦いの最前線に立つホムンクルスたちの話。メインテーマは日本でも接種が始まったRNAワクチンです。１０話完結済、なろう様にも掲載。本編が面倒な方はプロロ…

　お題「尊い」 　―― 　一年に一度、全世界を巻き込み、開かれるお祭りがある。 　七大国の内の一国を舞台とし、一週間に渡って七大国それぞれが持つエンタメを競合する、一年の集大…

遠い夏の日に起きた、保育園無差別襲撃事件。 被害者である園児だった私は、皆がもう訪れなくなったその跡地にこの夏も立つ。 なぜなら、今年の夏は、必ずあの人がここに来ると確信していた…

この小説は、紅夜叉の続編です。 時空間の歪みの中に落ち込み、過去の世界へ投げ出され、そこで蝦夷＜えみし＞の隠し財宝を巡る争いに巻き込まれた紅彦が、再び現代に戻り、過去の世界から…

　最強は元気玉ではなく、悟空を応援する空気を作ったサタンである。（ドヤ顔） 　鬼道というスキルを操り、世界の政治、経済、文化を席巻する人たちの子息が通う鬼都学園があった。その学園…

ここは魔法の世界——襲い来る魔獣や魔物を民衆は恐れ、優秀な魔法使いを求める世界。そんな世界の片隅で魔法使いを育成する魔法学院の巨大な門前に一人の若き魔女が立つ。 彼女の名は、ル…

既存の信仰の形式に抗議した聖女が、魔女の烙印を捺されて審問会に掛けられる話。 お題：「私と読者と仲間たち」 なんちゃって歴史創作に手を出してみました。 この話はフィクションですよ…

王都に四人いるギルド長のうち、最も影の薄い男、リーン＝ナーグマン。 彼のギルドには職員が少ない。 予算もなければ、所属する探索者もごくわずかだ。 だが、彼の下には彼を慕う者たちが…

公園であった男は『アレ』を恐れていた。 男の話を聞いていると、後ろに立つ次なる男が…… 彼らは一体何ものなのか。そして俺の運命は……

　江戸の下町てのは不貞な輩の巣窟で、例に漏れずこの長屋、住人達が空き部屋にガラクタだのなんだのと家主に無断で押し込んでおりました。そんなある日、家主が言った「この部屋はお前たちの…

　術工（すべく）寛伽（ひろか）は、息子である蹄汰（ていた）と、スタジアムにいて、野球を観戦している。蹄汰は、とある難病に罹っており、今は、鬱にも陥っていた。 　その後、閥田（ばつ…

重い病に苦しむ妻のために、男は一刻も早く薬草を採ろうと決意した。忍耐強く危険を乗り越えていく男だったが、手にした薬草は紛い物ばかりで……

　ブラックホッパー和泉照（イズミ・ショウ）は改造人間である。 　彼を改造した秘密組織コブラは、世界制覇を企む悪の秘密結社であった。 　ブラックホッパーは、人間の自由のためにコブラ…

雪の積もる街にぽつんと立つ誰にも使われないポスト、そのポストにはかつてとある少女の恋愛の伝説がありました。そこで男性と少女が出会ったお話… 短編小説でございます。 ※この作品…

　800年続く轟流拳闘術の後継者として、歴代最高の使い手だった轟一郎（イチロウ）はメーボルン王国の勇者召喚により異世界に降り立った。 　一般人の10倍以上のステータスに加えて、『…

二十を過ぎてさまざまなバイトや日雇いで生計を立てていた主人公は、その合間の時間や仕事の稼ぎを費やしていろんな資格を取得する生活を送っていた。そんなある日、主人公が運転していたトラ…

　三年前、フランスで起きたとある事故で大切な人を失った。 　とても大切な人だったが、幼いあの頃の俺にはそれが友情だったのか愛情のかは分からなかった。いや、今思えば分かっていたのに…

　中学２年の春に出会い、恋人になり、学年を経て３年の冬にとある事情と僕の嘘により関係は壊れ、破局した。 　徹底的に嫌われ、校内でも総スカンをくらい、中学を卒業した。もう会う事も…

―――現代ファンタジー部門日刊１００位ありがとうございます 西暦２０３０年、世界は、「グリーンフィアー」と呼ぶ悪夢に脅かされていた。十年前、とある山間の行方不明事件から始まったそ…

＜その後＞の桃太郎談 プロトタイプ 　 1.これで３人目（佰肆拾字のお話から再録） 　　またも、大きな桃が… ポジティブバージョン 　2.７人目。 　　「俺の後ろに立つ…