「体 短編」を含む小説

【短編】 私はかつて、その生き物たちを嫌いになった事がある。 名前は「イフ」。私の体を這うイフたちの『嫌い』の使い方は、他のどの生き物たちとも違っていた。 ファンタジー？　S…

〇あらすじ 主人公が目を覚ますと自分が牛になっていることに気づく。 パニックを起こすが、なんとか冷静さを取り戻してなぜ自分が牛になってしまったのかを考え始める。 牛に変化す…

【書籍化記念　書き下ろし短編掲載！】 小説第二巻　７月５日発売決定！ 史上最悪の種族間戦争が迫っていた。 悪辣な人間は自演した戦死を理由に弔いの大攻勢を計画。 対するは、国の四…

君は何も言わず、ただ笑った。 彼女の体液に生える結晶が華奢な体を覆い隠していく。 せめて顔だけは、と顔の血を拭う手が濡れる。 「笑って、くれよ」 彼女が粉々に砕け散った時、私の…

精神体ユーリルとの適合が当たり前の社会で不適合者とされた少年・ハヤタ。その日から社会不適合者のような扱いを受け、孤独の日々を過ごす。ある日幼馴染のサキコからある人物の話を聞いて…。

この世をさ迷い続ける男は誰にも気付かれず孤独に打ちひしがれた。 光に導かれた先にあるのは新しい体と癒えない渇望だった。

これは、僕が出会った内の、ある一人の少女の物語。 「早速ですが、現状をどうぞ」 「椅子の上で目覚めたら、我が物顔で男が家に入ってきたんです。しかも、その男の体を私の腕がすり抜け…

現在架空ストアで販売されている同人誌「あなたの話はしていない 〈自己完結型会話体〉作品集」（https://store.retro-biz.com/i12221.html）に収録…

あるいはラマルク的存在としてのドラゴン=龍。 人間の進歩が道具とともにあるのなら、龍の進歩は自己変化とともにあるのかもしれない。 命からがら荒野を歩いていた僕は稜線の向こうに白く…

椿の花を添えた二人の子供の霊。 性別もわからぬ死んでしまった胎児がなるのは、子魂。 純粋な心を持つからこそ、幸せをもたらしてくるし、同時に邪悪な権化にもなってしまう。 歓迎された…

ホラー×共依存系ブロマンス短編。 とにかく何にでも好かれる男・代瀬トオル（バツ2）と、天才ネクラコミュ障男・由良佐一によるオカルト解決譚。 とあるホームセンター店長・代瀬トオル…

自主企画＜指定したセリフを使って短編小説を書いてみよう。＞参加作です。 といっても短編小説の体をなしていないので、できたらもう一作くらいは書き上げたいなと思います。 追記！ …

屈強な男が、一人。 かつてない強敵に立ち向かうために、己の能力を使う決意を固めていた。 能力名「蒸気現界《スチーム・パンク》」。水分を摂取する事で、その摂取量に応じた蒸気を体から…

鬼に体を奪われたおれは、呪術師・秋生（あきお）の協力を得て鬼を追うが……。 とにかく書き上げることを課題としました。ご意見・ご感想お待ちしております！

奇病で徐々に体が消えていく姉を、見守る弟の話です。

第二次アメリカ内戦。 《全自由主義連合（A.F.F）》と《国家秩序共同体（C.C.C）》の内戦の最中。 泥沼の内戦によって荒廃したワシントンから、アラスカのアンカレッジに一本のカ…

私は犬である。 名前はブランキシマ。通称ブランカ。白い毛並みで、体がそれなりに大きくて、少しばかり知恵が回るだけの、ただの犬だ。 私の御主人──ファミルザ・グルーシスは、世間では…

自分の体を見世物に物乞いをする生き物。 【Twitter企画タグ：#三題茶会】 お題 ・眼鏡 ・缶コーヒー ・(僕)には到底許せないのだった ※この作品はTwitter(@oji…

強烈な風が紙くずのように軽くなった体を煽る。 空はどうしようもなく青い。 フェンスの向こう側に立つと余計にそう感じる。 下を見ないように一歩踏み出した。 それから――

あなたは宇宙人を信じますか？ 未来人、超能力者を信じますか？ 僕は信じてませんが…… 不可思議とは皆さんの日頃でみかける 暗喩のようなもので、 まるで○○のようだ。 というものが…