「立つ」を含む小説

第四回こむら川小説大賞参加作品です。 テーマ：『異能』

　時は世紀末・西暦2000年の秋。とある県庁所在地、その最北部。平野の北の終端部にして大きな山の麓に位置する、市内最北にして最小規模の中学校・十二山中学校。市駅伝大会を翌日に控え…

土砂降りの中、使われていないバス停に佇む少女。 彼女には関わるべきなのか？否か？ ショートショート『バス停に立つ少女』。ご期待ください。

「異世界転生ってレベルじゃねえぞ！」 佐藤優斗は思わずそう叫んだ。 色々あって1億人が同じ世界に転生させられた中で、優斗だけはコミュ障を発揮して神から能力を貰う事ができなかった…

俺はこの異世界で数えるほどしか存在しないという召喚士になれたのだが、ヒヨコを呼び出しては期待はずれ扱いでパーティー追放追放また追放。確かに戦力にはなっていないけどさ、かわいいじゃ…

マイナスからスタートラインに立つ。それだけの話。 花を贈る。その意味は…。 「俺は守りたかった少女を、今度こそ守りぬきたい」 （※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

　海の水位が上がってしまい、大陸が全て水没してしまった世界。人工的に作られた【都市】や【島】に、人々は移住し、生活していた。国と国の境界線が無くなり、人種関係なく全ての者が交わり…

主人公は藤ヶ峰宗太という今年で高校一年生の男子。 容姿端麗、成績優秀、完璧人間と謳われる宗太にはとある趣味があった。 彼は大の百合好き男子であった。 そして彼のクラスには何故かキ…

冒頭のあらすじ 　女王エシアは先の大乱により、荒れ果てた国の再建のため、力を注いできた。あの恋慕う人が帰ってくるという思いを秘めて。間もなく、再建する時、兵が攻撃を受ける。その姿…

　世界を脅かす邪神が滅びてから千年。生き残った邪神の眷属、魔人族との戦いの最前線を担うのは大陸に散らばる六つの学院で養成された戦士たち。彼らは『遺物』と呼ばれる神秘の武器を手に世…

のんびり道を歩いてたら、急に現れたクマに噛まれて死んだ。 そんな真っ向勝負の異世界転生話、ありふれてるとはお思いですがどうかお待ちを。 目覚めたところは白亜の神殿、目の前に立っ…

街行く人はみな振り向く。 透けるような金髪に、白い肌。彼女は歩き、会いに行く。 「あなたのことが、好きだと言っているのだけど？」 そんな未来にたどり着くまで応援してください…

『売女の娘』『尻軽女』『淫女』 アタシの悪いウワサが学校中に広まっている。 ２年になってクラス委員長を押し付けられ、 新しいクラスでもアタシの居場所はない。 同じクラスで副委…

時は王紀5939年。 29歳のハーフリング、シモ・ヘイヘはスオミ国軍へ志願し、エルフの大国ネオボストリットとの戦争に身を投じる。

―<<< あらすじ >>>― 　人々の悪意が高まると空に漆黒の竜が現れるという。更に悪意が集まり強くなるとその竜は意識を持ち始め、人に攻撃する様になる。 　その厄介な竜達を召…

いつかの時代、どこかの場所。ラケルなる世界で幾度となく繰り返されてきた歴史。人が社会を文明を築き上げては、魔が興りそれらを駆逐する。永劫の停滞を約束された、虚ろな円環に囚われた世…

「『魔法』とは、この世界に”普通”に生きる『人』であることを証明する証だ。」 この言葉は、”時代を作った”とまで言われる『王選商会』の初代会長の言葉である。 だが、これはこの世界…

＊第1話の投稿年月日をご覧頂ければ分かる通り、本作の構想は2019年初頭であり、2019年末から始まった新型コロナウイルスの世界的流行とは一切関係はありません。 自らの民族こそ…

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

小さな港町〈オザンナ〉で年に一度催される祭り〈海竜の日〉。その舞台に立つことを夢見る少女ミルカは、老楽器職人フリオの工房で青く美しい楽器を見つける。「自分の奏でるべき音」を探し求…