「音」を含む小説

女子高生の鈴は、最近甘い惹かれるお香が身体を包むようになるのを悩んでいた。 あのお香の匂いは懐かしく感じてしまい、そのまま意識が途切れそうになっていた。 だが、ある日の登校中また…

黒田薫(17)は異世界に転移するもある問題を抱える。 転移前から愛用していたスマホから不定期にやってくる 通知は某アプリからの連絡ーー それは『2分以内に写真を投稿しないと、貴…

　辛い過去・思い出したくない出来事がある人に、それを大切なものだと教えてくれる物語を送ります。 　中学校の三年間、命を捧げてきた部活が終わり二週間が経った。千歳(ちとせ)は書店の…

村の為、千代は、竜を祀る巫女として役割を果たしていた。ある日、旅の武士・清和頼によって千代は化け物から救われ、頼を看護することになる。次第に頼に対し恋心を持つ千代だったが、それは…

部室の中で一人きり、静かに勉強をしているとコンコンと扉をたたく音がした。 その音の主を確認すると、相手は一つ年下の後輩。 友人というほど親しくもなく、知ってる人というのが適切なく…

その日、私は後輩の梶山太郎から何度目かの告白をされていた。 まっすぐすぎる彼の言葉は、私の心を揺さぶるけれど、それが恋なのかどうかはまだ分からない。 第一回　さいかわ葉月賞　テ…

※(小説というより、ASMR台本として読んでいただいた方が楽しめると思います) とある雨の日。 年下のダウナー系彼女とデートの約束をしていたが、ダウナー彼女の要望もあり、急遽お…

波の音は少しずつ確実に近づいてくる…

これは私が今まで書いても書いても投稿が出来なかった理由です。 青切さん主催の企画に興味が出たので書かせていただきました。 【ひとり一作まで】1000字以内の『ナニカ』【ひとり…

高橋真一は、都会の喧騒から離れ、田舎の古びたアパート「四季ハイツ」で新たな生活を始めることに決めた。大手企業の部署異動に伴う転職のストレスから解放され、心のリセットを図るための静…

閲覧ありがとうございます お読みになる前にご確認ください 以下注意事項 一応全年齢対象ではありますが 辛くなったらいつでもにげてください 暇つぶしにどうぞ ジャンルを現代ファン…

緩和ケア専属自立思考型AI「ルカ」は、親友の「るり」を守る為に「死」を迎えると、目が覚めたら等身大の人形になり異世界に転生していた。 そこで「ルリエ」と出会う。彼の母の遺した人…

犀川 よう様主催の自主企画『第一回さいかわ葉月賞』に参加させていただきました。 お題は「夏」。 —————— 　暑い。 　むわりとした不快な暑さの中、耳障りな音がまるで絶…

　ベランダに出て、煙草を吸う。ねっとりと肌に絡みつくような湿気と熱気に、眉をひそめる。半開きにした窓の中からは、かちゃかちゃと食器が触れ合う音や、水の流れる音が聞こえてくる。姉が…

新妻の名前は華恋(ハナコ)♫ そして旦那さまの名前は太郎(タロウ)♫ ごく普通？の二人は ごく普通？の恋をし ごく普通？の結婚をしました でも… ただひとつ違っていたのは… 新妻…

この作品にでる物、登場人物などはフィクションです。 団体とか宗教とかには一切関係ないよ！ 主人公はふと気づくと赤ん坊になっていた⁈ 母親から自分の名前を告げられ、そこがやりこ…

探検隊と古代人の話（※重複投稿しています）透坂雨音

入院中の幼馴染――西原花音を元気づけるためにも俺、白崎遊は小さい身体ながらも花音を元気づけるためにあらゆることを病室で披露していた。サッカー、ピアノ、あやとり―― ――けれど、…

俺の名前は「｜福山 幸太（ふくやま こうた）」現在、フリーライター 歳は23歳。 俺が酒に泥酔してやらかした間違いから、ある日俺の独り住いの安アパートに女性がふたり訪ねてきた。…

夏というものは色んなモノを連れて来る。 待ちに待ったライブや恋しい人、懐かしい人から期待や希望、想い出やら行事や面倒事まで多彩だ──。 【詩または短編小説】 今日も今日とて、…