「短編 現代ドラマ」を含む小説

対立煽りに躍らされているのではない。 俺は自ら踊っているのだ。 同志たちよ、赤いカップ麺をぶっ倒せ。

休日。赤坂麻希は一人の青年と出会う。男嫌いの麻希は、ひょんなことからその彼とお茶をすることになるが……。

わたしがいるのは大きな帆船の上、そばには神を名乗る動物たちがいて……

綺想編纂館さま主催の「ノベルバー」（11月1日～30日）に参加させていただいてます。 何話か書けたらいいな～と思ってます。 ジャンルは「現代ドラマ」ですが、ファンタジーも恋愛も混…

グラウンドから聞こえる野球部の掛け声。 夕空に響き渡る吹奏楽部の音色。 廊下ではしゃぐ帰宅部の喧騒。 そして、 放課後の部室に一組の男女。 香るカップ麺のにおい。 何気ない会…

四話構成の短編です。現代ドラマでありつつ、SFともホラーとも取れるような話です。 きっとモヤモヤされることでしょう。そのモヤモヤを楽しんでいただけたら幸いです。

二歳の息子を育てる“私”は、棚から賞味期限間近の即席麺を発見する。思い出すのは、まだ息子が赤ちゃんだった時のこと。 「幸せしみるショートストーリーコンテスト」用の作品です。

　近未来の日本では人類の悲願とも言える不老不死の研究は様々な方面で進んでいた。中でも脳組織の研究は大きく進歩し、個人の思考を完全に再現出来る人工頭脳の実用化に成功していた。将来的…

身寄りのない兄妹が、ある天気の良い日に施設を抜け出し、コンビニで赤いきつねを食べるお話です。 その後、彼らは別々の養父母に引き取られることになりますが…。 では、どうぞ。

僕は図書館で初めて彼女と出会った。それから、人生の節目にはいつも彼女が赤いきつねと緑のたぬきを差し入れてくれた。

森鴎外『鼠坂』よりインスピレーション 初の短編 10分程度で読めるかと思います ジュニパーベリー文学祭書下ろし

大晦日のバイト帰り、僕と刑部先輩はそろって鍵を失くした。 雪が降り寒風吹きすさび、もはやこれまでという絶体絶命のピンチの最中、先輩は呑気に宣う。 「そば食べたいよねぇ」なんて。 …

昨日死んだ隣のクラスの女子生徒から、俺のもとに手紙が届いた。 ［2015/05/15公開作　再掲］

群馬で暮らす少年ふたりは、万引きを繰り返していた。 小学校の卒業式を控えた真冬。 少年ふたりはまたしても、万引きを担任のやまこ先生に見つかり、家に招かれ赤いきつねをごちそうにな…

雪が降る夜は、しぜんと故郷を思い出す。 都会で一人暮らしをはじめて数年。 何をやっても上手くいかない挫折の毎日。 そんな私の元に、ある日、母から思いがけない荷物が届いた――。

日本安全神話が完全に崩壊した社会。銃刀法が廃止され、己の身を己で守るようになった日本。 そんな社会で密かに流れる都市伝説。 見目麗しい女。凛とした眼差しと見惚れるプロポーション…

【続編連載中・第一部完結済み】 お人好しパティシエがお客の悩みを癒す、おいしいヒューマンドラマ。 中部地方にオープンした『魔法菓子店　ピロート』は、お人好しのパティシエ・蒼衣と…

写真家に憧れるわたしは、大学卒業後フリーターをしながら撮影スタジオでアシスタントを続けていた。ある日、学生時代の同期であり親友の真由から、久しぶりに会おうと誘われる。