概要
ごはんは魔法だ なんでも倒せる きっとどうにもならない未来だって
高校時代、まるで熱病に浮かされたかのような、女同士の恋。
それから七年の時を経て、ようやく清算する覚悟を決めた女が、当時の元カノに立ち向かう。
かくして再び出会ったのは、食べることですべてを解決してしまう不思議な能力の持ち主、ミウラだった——。
【お題】異能
【ジャンル】短歌(グルメもの激重サイコホラー百合)
【登場人物】身長180cm超の巨乳セレブ人妻、厨二病チビ無能女
〈第四回こむら川小説大賞 参加作品〉
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426089065660
それから七年の時を経て、ようやく清算する覚悟を決めた女が、当時の元カノに立ち向かう。
かくして再び出会ったのは、食べることですべてを解決してしまう不思議な能力の持ち主、ミウラだった——。
【お題】異能
【ジャンル】短歌(グルメもの激重サイコホラー百合)
【登場人物】身長180cm超の巨乳セレブ人妻、厨二病チビ無能女
〈第四回こむら川小説大賞 参加作品〉
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426089065660
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!素敵な情景(是非読んでください!!!)
冷めた捻くれ女で語られる青春と今。
彼女の見るミウラが愛おしくて、ミウラを見る彼女も愛おしい。
才能とかそういう思春期の苦悩がとても繊細に描写されている。
そんな中で洗剤の青が凄く綺麗だった。
でも、この作品の凄いところはそこじゃなくて…。
ネタバレしたくないし、上手く言えないんですけど、焼畑農業ってありますよね?
アレの燃やしている枯れ草に首を突っ込んだら、こういう景色が見れるんじゃないかな?っていう情景だった。肌がぶわっとなりました。
今のところが凄くいいんです!
…多分、私の伝わらない気持ち伝わらないと思うので、是非読んでください。
11話の「セミはいない」の一文も好きです。 - ★★★ Excellent!!!★★★★★ まさか洗剤が食べられちゃうなんて!!
洗剤でも界面活性剤、とくに食用にも含まれるサポニンとレシチンで作った洗剤は食べられちゃうんですね! 大豆なんかにも含まれてるからその茹で汁も汚れを落とす効果があるなんて知りませんでした! こんな安全な洗剤なら誰だって是非一度は口にしたいですよね!
じゃないんだよ! 洗剤は食えても食うなホトトギス!
饒舌な内省はもはや言わずもがなのお家芸ですが、それが七年に及ぶ醸造を経て今現実に対面する旧友元恋人悪食大女の前で破裂寸前となり洗剤を飲んじまったのはよく理解出来る。かつて手に負えそうにもない少しだけ自分に似たオンナとちょっとでもとっかかりを分かち合うために腹にためた枝(セミ)も七年あれば人間ど…続きを読む