素敵な情景(是非読んでください!!!)

冷めた捻くれ女で語られる青春と今。
彼女の見るミウラが愛おしくて、ミウラを見る彼女も愛おしい。
才能とかそういう思春期の苦悩がとても繊細に描写されている。
そんな中で洗剤の青が凄く綺麗だった。

でも、この作品の凄いところはそこじゃなくて…。
ネタバレしたくないし、上手く言えないんですけど、焼畑農業ってありますよね?
アレの燃やしている枯れ草に首を突っ込んだら、こういう景色が見れるんじゃないかな?っていう情景だった。肌がぶわっとなりました。
今のところが凄くいいんです!
…多分、私の伝わらない気持ち伝わらないと思うので、是非読んでください。

11話の「セミはいない」の一文も好きです。