「少し ホラー」を含む小説

　その方のお家には、二匹のくまさんが仲良く並んで飾ってあるんです。 　しかしどうやら、不思議なことがあって。 　……他愛ないことですけど、その後の話でも聞きますか？ 　いぇね…

友人との楽しい食事を終えて満足感と少しの眠気の中で自宅のマンションへと帰ってきた俺はエレベーターに乗り込んだ。 それが、運の尽きだったとも知らずに。

地下アイドルとして人気が出てきた私に届いたプレゼント。中身は少し汚れたデザインのぬいぐるみ。気味が悪いけど、なぜか懐かしい…？

　移動書店「BOOK MARK」を営む大森雄星はある公園の噴水の前で本を売っていた。 　夕暮れが近づく時、三歳くらいの女の子が「ちちんぷいぷい」という絵本を買ってくれた。そのサン…

777字のホラー、少しSF。 KAC2023参加作品です。 第2回お題「ぬいぐるみ」

金曜日の帰り道、私は必ず本屋に立ち寄る。いつもなら行かないはずの古い書店に入ったある日、私は彼女と出会った。その日から私の平穏な暮らしは少しずつ変化していった……

「この街のどこかに『人の人生を本にして売っている本屋』がある」という噂話を聞いた松木冬治。 そんな本屋で店主の三堂柊哉と出会った冬治は母の本を探すことにする。 幼い頃に冬治を残…

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

【KAC20231「本屋」参加作品】 いつも通りかかるはずの路地裏に、見知らぬ店を見かけた経験はないだろうか？ そんな店を見かけた時はご注意を。 特にそれが本屋だった場合、あな…

ホラー映画、ホラー漫画を網羅し、聖地巡礼も言わずもがな。そんな筋金入りのホラー好きである鞍馬　恐介。（くらま　きょうすけ） そんな彼が、友人からの誘いでVRゲームを始めることに。…

・あらすじ・ ◆三題噺「水子」「東京メトロ」「がんもどき」 仕事に疲れた冴えない社会人である女は仕事帰りに水子の霊に取り憑かれてしまうのだが……。 『おっぱい！おっぱい！おっぱ…

悪質な荒らしは多くのコミュニティを追い出された末に、たどり着いた掲示板をまた荒らす。 短編ホラー小説です。ホラーですが怖さは控えめです。 なお作中の人物の使う言葉が現実の荒ら…

筆者が実際に体験した話を公開しています。 実話と謳っているわりに、話の内容を少し脚色しています。

錦糸（にしき　いと）…主人公兼語り。我慢強い。（本作は、彼の半生の自筆の記録である） 祖父…糸の祖父。殺人者で、糸や子供たちに殺人を教える。 ジャック…糸の同級生。スピードが速く…

この作品は第１部からの続きに成ります。 先にコチラからお読みいただけると、より世界観が分かると思います↓ https://kakuyomu.jp/works/168167004…

両足を切断する事故にあい、現役を引退した主人公。 今は大きな自宅の二階で、鬱々とした日々を過ごしていた。 ある日、彼は妻しかいないはずの1階にもう一つ、別の足音があることに気づく…

　テレビのドラマ番組のプロデューサーの井上香織は、失恋旅行で、冬の京都を訪れる。 　祇園にある旅館で、作家、シナリオ・ライターである高木清四郎に再会する。彼は、昔少しつき合ってい…

デスゲームとありますがデスゲーム要素は1マイクロメートルたりともありません。ホラー系でもないです。 また、投稿は不定期となると思いますが、ご了承ください。 「アフロヘッド」の名で…

妊娠中の優香は、ある日ものすごい悪臭に襲われ、家の中でその出所を探す。 見つけたのは黒革の男物の財布。それは夫の芳輔が会社の女性から贈られたものだった……。 「三角関係」「小…

まもなく花火大会を迎える街で空間がねじ曲がり【怪死】が頻発する。双子の兄妹と生活するさえない土木課の臨時職員、亮（りょう）。彼はマンションから落ちていく人影を見た直後、天文学者を…