「フィクション 恋愛」を含む小説

【ZDV series #3】　北向きの寒い、狭い部屋で一緒に暮らしているルカとテディ。仕事がなかなかみつからず、ある日テディは躰を売って明け方近くに帰宅し、ルカは激昂して部屋を…

「死にたい」と言う彼女の、心の中をのぞくことはできない。それでも僕は日々の言葉を受け止めて行く。

最悪の敵を倒して平和を手に入れたにみえた世界。しかし共通の敵を失ったことで、世界はバランスを失う。エスカレートする紛争、前代未聞の異常気象。ただ希望は残されていた。 先人により…

「－－・－－　・－　－－・－・　・－・－－　－・－－・」 たまたま居合わせたイベント会場で空を仰ぐと、白い煙がお花を描いた。見上げた全員が歓声をあげる。それが自衛隊のイベントと…

◆ゴッホの名画『ひまわり』が、香月菊江（こうげつ・きくえ）と那花壽美登（なばな・すみと）の眼前にある。 ゴッホは、生前は売れない画家だった。 『ひまわり』とは、花瓶に生けたひまわ…

篠原美咲は図書館で同じ大学に通う１歳年下の鈴木と出会う。 同じ講義を取っている二人は資料をシェアしながらレポートを作成する。 美咲に惹かれる鈴木と、屈折した性格の美咲。 民俗学…

友人が出来ない。不登校傾向。トラウマ。ここは、上手く生きられない子どもと大人の充電スポット。 養護教諭が複数配置されたとある高校を舞台に、教師と生徒が抱える色んなお悩みや課題を…

私、こと水木レナは、永遠の二十歳、ニート。 ひきこもっているけれど、恋は成就したい。 でも具体的な恋を思い描けない想像力欠如。 ううう、だって私、うぶなんだもんっ！ 女神「表へで…

みなさん！ こんな恋した事ありませんか？ 関西の実話を元にした若い男女の恋物語。 桜の咲く頃に出会った僕と彼女。 春という出会いと別れの季節にこの恋は成就するのか？ …

大学一年生となった沢田麗は、いつも憂鬱な顔。 人間嫌い、友達関係を作ることを好まず、ましてや恋人などは考えられない。 何しろ幼なじみの由美の義理チョコさえ、面倒と断わり、泣かれて…

主人公の香子には好きな子がいた。 幼馴染の捺美。 意を決して告白をして付き合う事になったが、友人から捺美には好きな男子がいたのだと教えられて身を引く決心をした。 もう一方の主人…

今となっては話のネタですし、いい思い出です

ふげつしょう。月の夜に、孫尚香が周瑜に語る、愛の言葉。 〇純文学を意識した文体で構成しています。過分に意識しすぎて、もうなにが言いたいのか、さっぱりわかりません。 〇この物語はフ…

自称、世界一運のない男は、なんとか前向きな日々を送っていた。しかし、さらなる不運が襲ってしまう。 そんな彼の前に現れたのは、人生を幸運で乗り越えてきたと豪語する女性だった。 …

2020年3月――『定期演奏会』を奪われた卒業生の背を見送る無力感。 歌を奪われた合唱部。配信劇に活路を求める演劇部。 部員らの見出したのは「独唱の連続劇」たるオペラだった――。…

自立に近づく為にコンビニバイトを始めた大学生、深井柊。彼はどうしようもなく自己中だった。そんな彼に手を差し伸べるバイト仲間やオーナー等。主人公は、彼等の恩に報いることが出来るだろ…

主人公、大平洋一（おおひらよういち）は、偶然にも高校の体育祭の時に知り合った陽氏可憐（ようしかれん）と交際を深め、ついに結婚に至るまでの仲となった。 しかし、結婚を間近にした公園…

（用語解説） ラプラスの悪魔:『もし仮に、ある瞬間における全ての力学的状態を知ることができ、かつそれらのデータを解析できる知性が存在するなら、その知性は未来の全てを見ることがで…

『生きているからといって幸せとは限らない』 15年前から始まった戦争は、未だに終わる気配は無い。 差別民族に属する軍人であるミカエラは、心身を削りながら戦闘に参加していたが、あ…