「番なのに」を含む小説

※本編完結済み（外伝、番外編は不定期で連載中） 朝が来ることのない常夜の国、極夜国《ノクス》。 閉ざされた夜の国に暮らすのは、左右どちらかの瞳に貴石を宿す石妖精――石人――たち…

エリザベートは六歳の公爵家の娘。 国一番のフェアレディと呼ばれた母に厳しく礼儀作法を教え込まれて育てられている。 母の厳しさとプレッシャーに耐えきれず庭に逃げ出した時に、護衛の騎…

「三年もせぬうちに娘は死んだ。あの元気な娘が、あっけなく。それで、奉行所に徳兵衛が女中のお米とつるんで娘を殺したと訴え出たね。でも、ろくなお調べもなかった。裏から手を回したのさ。…

眉目秀麗、運動神経抜群、ノリが良くて頭も良く、周りには人が絶えない。草宮大樹はクラスの中で1番の人気者と言っても差し支えない人物だ。 ある時、席替えで隣の席になったのはボサボサの…

小説の創作と自分のことを書いて行きます。創作論とエッセイの間くらいのものです。ちょこちょこ書きますね。内容は期待しないでね。 ★は、作品内容に触れている、つまりはネタバレの要素…

航空自衛隊第四航空団飛行群第１１飛行隊、通称ブルーインパルス。 その五番機パイロットをつとめる影山達矢三等空佐の不本意な日常。 こちらに登場する飛行隊長の沖田二佐、統括班長の青…

ほぼ毎日を描くことを目標に。 物語の断片を、思い描いたことをかいて、かいて。 ※ほぼ毎日お昼あたりに更新 ※内容は毎話、異なりますが、連番ものは関連性、あるいは連続性があります…

これは完成か。捨てるに捨てられず。消すに消せない詩篇のつもりが、114番から、ラッパ音のようなひと言詩篇になりました。ラッパ音♬は外に向けて、ずっと響かせます。

クラスでいつも1人だけ浮いている陰キャの主人公ーー代永弘和（よながひろかず）。 元々、人付き合いがあまり得意ではなかった代永は、クラスメートと一言も会話をしないという日常が彼に…

遠野衛が今一番推しているのは、ゲーム実況系配信者『なぎ。』 ギャルっぽい見た目とゲームに対する真摯な姿勢のギャップが魅力の、チャンネル登録者数数十五万超えの人気配信者だ。 ひょん…

オサケハハタチカラ。 1番好きなお酒はハイボール。 これに限る。 異論は認めるけど。

31歳の誕生日の夜、財閥の分家の女として育てられてきたお嬢様は7歳も年下の男の子と会った。 高級なスーツにブランド物の腕時計をし、お洒落な髪の毛をしている24歳の年になる男の子。…

妻の実家で十二年間暮らしていた婿の「彼」。かつては「宗国の猟犬」と呼ばれ、国一番の殺し屋だと恐れられていた彼も、すでに三十代半ばのベテラン騎士になっていた。そんな彼は突如王城に呼…

　国一番のギルドの幹部だったサビターは裏で小遣い稼ぎのドラッグ販売をしていたせいでギルドから追放されてしまう。 　場末のバーでヤケ酒を煽る彼の元にピンク髪の少女が現れ、二人でド…

アンドゥーは名門貴族メリーチ家の使用人である。一人娘の令嬢ユリアは、たぐいまれな魔法の才に恵まれている。彼女は、自身の魔法の威力を試すために彼を実験台にしている。 　三…

古代ナハペト王国の次なる王は寵姫が生んだ賢い王子か、それとも王妃が生んだおちゃらけ王子か？魔導師兼占星術師で護衛のチグラスが推すのは王座に執着しないおちゃらけ王子、彼を即位させる…

『レジリエンス』＝「復元力」「弾力性」の意 作者は診療心理士でなければ、心理学者でもありません──時にはウツウツ状態になって【ダークな部分】が増大して表面化してブチ切れて「は…

孤児院でひとりぼっちなロザリーは、天才的な演奏をする同い年の少女・マリアンヌに出会う。 クラッセル子爵家の令嬢であるマリアンヌは、悲しい過去を持つロザリーを笑顔にしたいという思い…

2024年12月1日文フリ東京の新刊「恋とじて愛ひらく」に収録しております。 ＜あらすじ＞ サチは"一番の友だち"である幼なじみのコタローから、同性の田中くんが好きだと告白を受け…