極夜の国に秘められ、片目に守護石を宿す石妖精。
種族自体がすでに興味をそそるのですが、彼らの『番』への執心や憧憬、恋に落ちる様子に大変読み応えがあります。
忘却の守護石に悩む勿忘草の少女の、ケンカップルな恋から始まり
章が進むにつれ、他種族の関わりも深くなっていきます。
代償と願いの天秤たる魔法使い、人魚、
まさに宝石の玉が連なった首飾りを見ている気分にさせてくれる作品です。
まだ章を残していますが、誰かの目に留まってくれるよう、レビューを入れさせていただきます。
残りの章も楽しみにしています。