「寄稿」を含む小説

千羽稲穂さんの「青春アンソロジー」に寄稿した短編です。 『龍馬 THE SECOND』（ヒーロー文庫、2024/3/29）の三稿目、なかなか形がまとまらずのジタバタしていた勢いで…

中学生の江藤愛子は、同じクラスの森本が気になっていた。江藤は森本に近づくために行動を起こすが……？ 偏愛と自己愛が入り混じる思春期を描く。 2023年秋部誌寄稿

私は探す。銀河を旅する。いまや頭部のみとなった亡き彼女の望みを叶えるため――。 Twitter自主企画「novel首塚」参加作品。 ※サークル「弘法の筆」様主催のSFアンソロジ…

　序歌は、競技かるたで一番始めに読まれる、試合開始の合図となる歌のこと。百人一首には含まれていない、百一番目の、あるいは零番目の歌。 　競技かるたが大好きだった。それなの…

西暦2131年。 内戦で荒廃した北米大陸を軍用ジープで旅する訳アリの二人……。 本作は、出版サークル「弘法の筆」さまのSFアンソロジー「恋する塩漬け羊は宇宙でときめくのか」に寄…

「自動人形のフリをしてくれないか」 １９３９年、未だ世界大戦も革命も経験していない”ロシア”でバレエ学校に通うリュドミラ・トルスターヤは、ある日不思議な仕事をもちかけられる。それ…

皮膚を剥がしてマグロやイルカの皮膚、ホタテジェット（推進力を得る）などを入れ込むのが一般的となった世界。プールにやってきたマグロ皮膚持ちの主人公は、隣のレーンにいた男に話しかけら…

『WORKBOOK 115』(京都大学SF・幻想文学研究会) に寄稿したものです。

『Privolva 1 京都SF』(京都大学SF・幻想文学研究会)に寄稿したものです。

2022年、アンソロジー『BALM』に寄稿させていただいた小説です。

通信制大学に通っている日茉は、ネットで知り合った、同じ大学でありながらも初対面の四人と一緒に、海辺に花火をしに来ていた。花火に苦手意識があった日茉だったが、みんなと遊んでいるうち…

遠い未来、あるいはどこかで別れた過去、崩壊する世界の「夢」と僕の間の物語。言葉は世界を渡り、再構築され、こうして、あなたのもとで語り直される。 どこからか流れてきた、もう存在し…

『京大短歌』過去の寄稿作品です。

自動微細機械式全般性生命機関、通称『天使』。人類史上最大の発明であるこのナノマシンは、ユーザーが死ぬその瞬間までの思考、人格、記憶を全てデータ化し、バックアップする。ユーザーの人…

俺はAV女優、鏡シュラが好きだ。 この話はそれ以上でも、それ以下でもない。 (2023年8月26日寄稿)

とある大陸に位置する、辺境の地「コムロウイ」。 独特の信仰、何人たりとも立ち入ることの許されない禁足地の森、そして収穫祭を謳う年一のお祭り。 これはコムロウイの森に住む、信仰の妖…

【三題噺 #27】「地図」「タブレット」「ブドウ」へ寄稿 沖縄にやってきた少年は、賑やかな女に出会う。

桜の季節のちょっと切ない恋物語を書くつもりが、いつの間にか主人公が歪み、いつの間にか2人も死んでいました。こんなはずじゃなかった。 学校の文芸サークルに寄稿した作品に修正を加…

大学生の凛は、親友のみのりに恋をしている。 自分のことを親友として慕ってくれる彼女に、この想いを告げるわけにはいかない——。 切ない百合短編です。 ※青春アンソロ3「青の墜落」…

結婚式当日に、双子の兄弟と幼馴染の新婦をめぐる心の機微。 トシゾーさんのspoon企画「歌は、劇的に」にて、田中本舗さんの楽曲「アネモネ」（https://www.youtube…