「和風/大正」を含む小説

魑魅魍魎が跋扈する大正時代。 神々の血を継ぐ八十神家、神々に仕える巫覡の者・神森家は、夜な夜な戦いを繰り広げている。 十八歳の藤村咲耶は、両親の希望で家事手伝いをしながら日々を過…

大正の世の東京。浅草でその日暮らしをしていた少女・花墨（かすみ）は、高等学校に通う悧月（りつき）という男と知り合った。二人は数年後、カフエーの女給と、駆け出しの作家として再会する…

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【あらすじ動画】 ◆忙しい方のためのショート版（1分） https://youtu.be/AE5HQr2mx94 ◆完全版（3分） https:/…

柚木薫はかつて物の怪から助けてくれた枢木雅清に想いを抱いて、対魔の軍として知られる過酷な聖陽軍に飛び込み、紅一点として働く事になったが……意中の彼は、とんでもない鬼教官だった！ …

※この作品は2022年に開催された第1回恋愛創作コンテストのフォーマットに沿って作成・応募したときのものになります。 時は仮想２０世紀初頭。とある極東の島国。花咲いたのは浪…

山神様の供物として一生を祠の中で暮らさなければならない少女は、帝都からきた男性に祠から連れ出される。男性によって少女は知らない世界をたくさん知り、幸せに溢れた生活を送る。

波多野ミナト、十八歳。 父には女学校を中退させられる、継母には中年男の後妻に据えられそうになる、義妹には実母の形見の着物を奪われる。そんな実家に嫌気が差して故郷を飛び出し、じいや…

機構の不具合により長雨が続く都市。異国生まれの義足の科学者は、激しい湿気に苦しんでいた。 彼に手を差し伸べたのは人工生命体の『翡翠』。彼女の癒しの力と、奇妙なほどの甲斐甲斐しさに…

「わたくしが死んだら、いっぱい泣いて、うんと悲しんで、おかしくなるくらいに泣き叫んで、永遠にわたくしのこと引きずって生きてくださいね」 地方貴族の妾の子である宇佐美桔梗は、五歳…

大き過ぎる力を持て余し悩むもの、タヌキに化けて暮らすもの、神として恵みを施すもの……。永遠の生を得た『不死者』たちとの出会いを通じて、主人公・葉月はこれからの生き方を模索する。

ある一家にだけ幸運をもたらす秘密の力を持つ女の子に、青年は恋をしてしまった――。 貿易業を営む父が信頼していた部下の裏切りにより、住む家以外の財産をすべて失った西條家の一人娘、…

舞台は、”鬼”と呼ばれる異形の存在と人間が共存する小さな島国。 人間の血を糧とし、怪異と呼ばれる異能の力を扱う彼らが恐れるものは、自身の記憶の崩壊だった。 その恐怖から逃れる方…

　十七歳の千景(ちかげ)は、祝言の前日に婚約者であり警察官でもある和冴(かずさ)のもとから逃げ出した。 　幼い頃に両親を亡くした千景にとって、十歳年上の和冴は、親であり、兄であり…

はいから姉さんにカポエイラギャル、男装の美剣士に百合オタ忍者まで、個性派揃いの「烈士」たちが繰り広げる和洋折衷ファンタジー。前作の主役カップルも登場します。 【あらすじ】 トラ…

時は大正。世は妖魔や鬼が常に人々を脅かしており、天下が人のものではない時代。 花梨崎千理（かりさきせんり）は私立名門校に通う公爵子息、17歳。漆黒の髪に雪のような白肌を持ち、文…

　祖父同士の約束で、許婚だった高藤青眞と、雫は祝言の日に初めて顔を合わせた。翌日から青眞の家で暮らしはじめると、家は雑多な物と――アヤカシで溢れていた。幼少時から視える雫は、どこ…

小さな村に住む一組の夫婦は、毎年桜を見に行く。そこでご飯を食べたり、おしゃべりをするのが恒例だった。 だけど、今年は少し違って–––– ※この小説は『小説家になろう』にも掲載…

家族に虐げられて育った華峰小夜は、ある夜、妹の華峰旭の落とし物を探すために外に出た。 そこで、吸血鬼である不知火夜光と、吸血鬼のなりそこないである屍食鬼（ししょくき）に襲われて…

由緒正しき名家・紫園家。 紫園家は、栄えると同時に、呪われた血筋だと囁かれていた。 そんな紫園家に、ある日、かさねという名の少女が足を踏み入れる。 『蝶憑き』と不気味がる村人から…

忍びの末裔の少女・依都は、莫大な借金の形として、主君の身代わりで冷酷無慈悲な軍人・東堂園悠臣に嫁ぐことに。すぐに偽者だとばれてしまったが、悠臣は「お前、俺の嫁になれ」と依都のこと…