概要
受話器から聞こえる君の声で、僕は自分の気持ちに気付いた
ある一家にだけ幸運をもたらす秘密の力を持つ女の子に、青年は恋をしてしまった――。
貿易業を営む父が信頼していた部下の裏切りにより、住む家以外の財産をすべて失った西條家の一人娘、茉由子。彼女は借金相手の息子である青年、総一郎の誘いで一風変わった仕事を請け負うことになった。
借金返済のため、そして学費のため、全力で生きる茉由子を見続ける青年は、だんだんと違う感情を抱くようになっていく。
大正時代のようで少し違う、そんな世界のお話です。
☆なおじっくり時間をかけて恋に落ちるお話なので、はじめの方で「恋愛要素なくない?」と思われてしまうかもしれません。しばし気配を感じつつ耐えていただければ、ちゃんとジャンルに適した展開になりますので、是非読み進めていただければ光栄です。
貿易業を営む父が信頼していた部下の裏切りにより、住む家以外の財産をすべて失った西條家の一人娘、茉由子。彼女は借金相手の息子である青年、総一郎の誘いで一風変わった仕事を請け負うことになった。
借金返済のため、そして学費のため、全力で生きる茉由子を見続ける青年は、だんだんと違う感情を抱くようになっていく。
大正時代のようで少し違う、そんな世界のお話です。
☆なおじっくり時間をかけて恋に落ちるお話なので、はじめの方で「恋愛要素なくない?」と思われてしまうかもしれません。しばし気配を感じつつ耐えていただければ、ちゃんとジャンルに適した展開になりますので、是非読み進めていただければ光栄です。
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