概要
大正モダンあやかし恋愛譚。復讐を誓い、女給と作家が帝都を駆ける!
大正の世の東京。浅草でその日暮らしをしていた少女・花墨(かすみ)は、高等学校に通う悧月(りつき)という男と知り合った。二人は数年後、カフエーの女給と、駆け出しの作家として再会する。幼い頃に両親を殺された花墨は、復讐を望みながらも果たせずにおり、悧月は手を貸すことに。しかし、数々の怪異うごめく帝都は警視庁の専門部局『憑捜』に取り締まられ、とある理由から花墨は彼らに追われる身だった。また、悧月にも何か秘密があるようで……。「先生を信じます」「約束だ、花墨ちゃん」監獄、華族会館、百貨店。二人と一緒に大正9(1920)年の帝都を駆け謎を追って下さい。たどり着く結末とは? 小説家になろうさん掲載の『帝都の復讐姫は作家先生に殺されたい』の改稿版。※この物語はフィクションです
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