概要
2026年5月25日発売予定!
鉄錆びの女王機兵が大幅パワーアップして帰ってきます!
荒廃した世界。
暴走したDNA、ミュータントの跳梁跋扈する荒野。
恐るべき異形の化け物の前に、命は無残に散る。
ミュータントに攫われた少女は
闇の中で、赤く光る無数の目に囲まれ
絶望の中で食われ死ぬ定めにあった。
奇跡か、あるいはさらなる絶望の罠か。
死に場所を求めた男によって助け出されたが
美しき四肢は無残に食いちぎられた後である。
慈悲無き世界で二人に迫る、甘美なる死の誘惑。
その先に求めた生、災厄の箱に残ったものは
戦車と一体化し、戦い続ける宿命。
愛だけが、か細い未来を照らし出す。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!長く荒野を走り続けてきた女王機兵が、八年かけて市場に徹甲弾ヲ撃ち込んだ
『鉄錆びの女王機兵』書籍化、おめでとうございます。
この作品は流行とランキングプラットフォームに合わせて整えられたテンプレではない。
四肢欠損、接続されるチューブ。履帯という脚、装甲という皮膚、砲塔という腕。主砲という、あまりにも巨大な殺意。そんな尖り切った作品が八年後、市場の方から見つけに来たのだった。
軍事オタクの豚として、これほど背徳的に美しい兵器はない。
戦車とは、本来、人間の弱さを隠すための箱である。柔らかな肉を装甲で包み、短い腕を砲身で延ばし、疲れる脚を履帯へ交換する。人間は戦車に乗ることで、自分より遠くを撃ち、自分より重いものを踏み潰す。
だがカーディルの場合、その比…続きを読む - ★★★ Excellent!!!戦車と一体化した女王機兵という設定が圧倒的
第1話冒頭の主人公・カーディルの描写に圧倒された。
四肢を失い、チューブで戦車と完全に一体化した女性が戦車そのものを意のままに動かして戦う——この設定のビジュアルインパクトが凄まじい。ゴーグルで視界を確保し、思考で戦車を操る彼女の存在は、荒廃した世界における「人間と機械の融合」を体現している。
文体が重厚でリズムがあり、砂漠の荒野を疾走する戦車の描写から始まる冒頭は映像的な引力を持っている。「逃げるつもりはない、血よりも濃い朱の目がそう語っていた」というミュータントの描写も、敵側の存在感を高める優れた表現だ。
砲手ディアスとの短い会話のやり取りだけで、二人の長年の信頼関係と戦場での呼吸…続きを読む - ★★★ Excellent!!!戦車と異形と、そして、ある愛の形。
荒野に押し寄せるミュータントの群れ。
救出に向かう少年の前に、四肢を失った少女が横たわる。
なんともゾクゾクするような風景ですが、これは始まりに過ぎません。
彼らは、銃を手に、戦車を手足のように操って、強くなっていく。
絶望と不安に彩られていた2人の関係も、次第に強固な絆となり、
ふと気づくと、濃厚いちゃラブ度もうなぎ登り。
でもそこで、( ̄ー ̄)ニヤリ と笑って、満足しないで!
中盤から、世界の荒廃と化け物たちの由来が、明らかになり、
多彩でおちゃらけたサブキャラたちが、それぞれの道を歩き出し、
一つの大きなうねりとなって、結末へとなだれ込みます。
戦闘シーンも、冒険も、仲間も、謎…続きを読む