作品タイトルどおり、地球人とは真逆の貞操観念をもつ宇宙人、ヴルド人の小国に雇われた主人公がエースとして活躍する物語です。
アツい点は、主人公が操る機体が訓練機改造型だったり、試作機をチューンナップした急造高性能機だったりと、敵より一等も二等も劣る機体で頑張る点でしょうか。ビームをセイバーで弾き返したり、パイルバンカーを使ったり、ブースターを使って戦艦を襲撃したりと戦闘描写もアツい。
そして多彩で魅力的なヒロイン達も挙げておくべきでしょう。貞操観念が逆転しているがゆえに男子高校生並の性欲とノリでアプローチしてくる彼女達に振り回され、主人公の健全ななんかが危ない。あと高位貴族ほど何故か変態度が高い。
地球人「北斗輝皇」はエースパイロットである。
彼の操る人型起動兵器、ストライカーが戦場を駆け巡れば無敵の強さを誇る。
だが悲しきかな機体を降りれると強きヴルド人の女性の前ではか弱い地球人の男性。
彼を性的に狙う獣耳の女性たちに輝皇の運命は!?
この物語いわゆる貞操概念が逆転したものなんですがこれによって主人公輝皇は性欲溢れるヴルド人女性陣の中に入った、か弱い男性なわけですからモテるのは当たり前なんです。
この設定のお陰でモテることに説得力と嫌みを感じさせずニヤニヤしてしまいます。
そしてもう一つなんと言ってもメカの戦闘描写が細かくメカ好きなら興奮すること間違いなしだと思います。
メカの形状やシステムに操縦時のパイロットの台詞なんかも読んでいてワクワクさせてくれます。
あれ?この機体どっかで見たようなぁ……というのも面白味の一つ!
是非とも読んで頂きたい作品です。