「おいしい 短編」を含む小説

いろいろな「おいしい」時間を、あなたと。 Twitter上企画、世津路 章（こんぽた。）様主催「SS企画《俺のグルメFESTIVAL》」尾岡参加作品を掲載していきます。一話３０…

「地球っておいしいのかな？」から始まるSF短編です。

黒髪長髪イケメンと強い女と人外が出てくる話 という出発点から自分なりに考えて、浮かんでは消えるネタをねるねるねるねして、そこにみなさんが食いつきそうなネタを混ぜたら爆発しました…

　この国には魔法使いと呼ばれる種族がいる。この世界にある魔力を糧に生きる彼らは魔力と魔法以外には基本的に無関心だが、特別な魔力を持つ人間が傍にいるとより強い力を得ることができるた…

「ね、名前なんていうの？」 「え、あゆ」 「おいしくていいね。あたしも、モモコだから桃。おいしいなかま」

　その世界では、異世界転生者を火炙りの刑する法律があった。あろうことかそんな世界に転生してしまった雛城恵莉未（アンヌ）の運命はいかに？　前世では白物家電のエンジニアだった彼女は、…

連休にゲーム三昧していたキナツは宿題の日記のことを思い出し、あまりに無味な毎日に焦り、最後のあがきを試みる。

僕が先輩からミニベロという小径の自転車を譲り受けたことを知ると、ハルアキは奇妙な提案をしてきたのだった。 めいめい街を走らせて、第二の故郷になるだろう、横浜への理解を深めつつ、恒…

　ここは、喫茶店『カッツェ』。 　ここには、おいしいコーヒーだけではなく、とあるものが人気で繁盛していた……。

彼女を喜ばせたい彼とやっぱり嬉しい彼女のお話です。 KAC連作短編第９弾

業務中に会社の悪口を掲示板で書きすぎてクビになった男は、ある日道で拾った『男性募集』と書かれたチラシがきっかけで、女子校教師になった。就任初日なぜかいきなり５人だけのクラスの担任…

この春、鶏総合学園に入学した私、モモ。どんな学園生活になるのかどきどきだけど、おいしい焼き鳥になるのが夢。でも、人間様に食べられるだけでいいのかなあ、とちょっと疑問にも思っている…

それを聞いたとき、俺は即座に、飲んでいた完全食のドリンクを差し出した。俺にとっては十分に美味しいものだ。 受け取って一口飲んだアンドロイドは、通信端末を操作して、自分の顔色を、怒…

ひとりでもおいしいご飯は食べられる。ふたりだと、ちょっと景色が変わるだけ。

佐倉洋食軒は地域の人達に愛されるお店だ。子供の頃から通っているという、常連さんのみずえさんには、大好きなオムライスの食べ方がある。でも、みずえさんには深い悩みがあって――。

“ひとしずくの森”の主、シュクリ・シュクララは企んでいた。獣耳族の使用人、ニーナが驚く、すてきなハーブティ・ショーを。そしてニーナもまた･･･。 森の主と使用人が織りなす、ほっこ…

世界最強の勇者レナーテ。しかし、最強勇者にも悩みはある。 連日の激務に加え、足りない補給、仲間たちの喧嘩、過剰な期待、そしてママならぬ会話。 ついに勇者は旅立つ。１人飯の旅へ………

わけも分からずある日突然、聖なる呪われた存在に選ばれて、ひとりぽつんとベッド以外何もない檻の中に閉じ込められた孤児院育ちの少年。 誰も来ない。お腹もすかない。感情も鈍くなって、ず…

――やっぱり、なんか、無理。 高校へ入学して一ヶ月も経たないうちに、 息子の直哉（なおや）は人生二度目の不登校に突入した。 かつて大学を不登校で中退した私は、 行きたくても行け…

料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト参加作品 メシマズの帝国に下った小国の王子が食文化を守るために立ち上がる。 帝国皇女においしいものを食べさせてメロ…