「初めて」を含む小説

　地底人のスイは、一度も空を見たことがない。 　大昔、突然変異により現れた「新人種」によって絶滅寸前に追いやられて以降、スイの祖先「旧人種」は地の底に身を隠してきた。 　思うよう…

高校三年の冬、三原陸は大学進学の手続きの為に里帰りすることになる。 神社の前で、赤い髪を持った昔馴染みの友、不知火天音と再会する。 とある事情で喋れない彼女の、昔では考えられない…

『おちん〇んですわ……っ！』宝箱から現れた小さな少女は叫んだ。自分をサキュバスの見習いで、高貴なサキュバス貴族で、初めて見た男性の嫁になると言って聞かない少女の名はルチル。彼女は…

私、ララ。雪を司る国、ネージュのプリンセスだよ！ ネージュは、魔法が日常に溢れる世界、魔法界にあるの。 そして、そんな私にはある夢があるんだ。それは……行き来の禁止されている世…

――世界よ、僕みたいになれ。SNSでそう呟いてからちょうど一年が経ったとき、はじめてコメントがついた。 不登校の「僕」はSNSで初めての友達に出会い、やりとりをしていくうちに自分…

　鏡は中学校を卒業した後になって、親友の天が好きだと気が付く。 　別の高校に進学した2人は、徐々に連絡が途切れてしまい、鏡はそんな日々に懊悩していた。 　天と初めて会った場所で…

この物語は、異世界に転移して商人として10年間平穏な生活を送ってきた主人公が、ある日すべてを失い、犯罪者への道を歩み始める物語です。異世界に転生し「スキル値変更」や「他人の能力値…

初めて書く作品なのでどうなるかは、分かりませんがよろしくお願いします(∩´∀｀＠)⊃

私は施設に入ったジイジに会いに行く。 その施設に入るため私は初めてジイジに嘘をついた。 あんなに私のことを信じてくれていたのに。

カクヨムで実施された第2回「短歌の秋」に投稿したもので、募集テーマ「光」に沿った短歌集です。応募方法に則ってタイトル自体が作品となっています（つまり本文に意味はありません）。これ…

初めてのミステリー。 怪盗ダウト、颯爽と(？)登場です。

後宮でスルタンに愛でられるために存在する奴隷のケイは、日々をそれなりに過ごしていた。 ある日、いつものように謁見の場でスルタンのそばに侍っていたケイは、美しい金の髪に目を奪われ…

高校2年の緑は同じクラスのハル君に密かに恋をしている。だけどハル君には好きな人がいる。だから友達として近くに居られるだけでいいのに、ハル君はいつも優しいから緑の想いは募るばかりだ…

短歌の秋　投稿作品です。 最近読んだとある小説がきっかけで人生で初めて短歌というものを詠んでみました。 テーマにはちゃんと合致してる……はず。たぶん。

小説講座を初めて受講して、その課題でした。ノーお題、原稿用紙4枚分ですのでこれよりも更に原稿用紙1枚分ほど削っています。 頭と結がない、という講評でした。確かに。 しかしなに…

初めて彼女を見付けたのは、暖かな春の教室。 午前８時。ホームルームが始まる前の微睡みの一時。

全くの素人です。初めての短歌作り。色んな発見ができて、とても楽しいものでした。イベントに感謝。 歌と、歌にした思いも書いてます。 数が多いので気になった歌から読んでいただければ…

長い眠りから覚めて、魔神のセナはランプの中から飛び出した。 目の前にいたのはカイルという美しい旅の青年。 「驚いたな、本当に現れるなんて」 朗らかに笑った彼は、ラクサという街…

午前中の家事をし終わり、大河の様子を見に行こうとしていた時、小口と共に窓の外を見ている姿を見かけた姫宮。 一緒に見ると、外では雪が降っていた。都内に住む者にとってはいつぶりか…