「なんだ！！ 短編」を含む小説

ちょっといい話＋クスッとくるを目指しました。 これはなんなんでしょうか。

　吹奏楽部に所属する原田美空は、同級生の和奈に好意を抱いていた。 　事なかれ主義、日和見主義の美空は、その思いを伝えるつもりなんてない。 　隣にいられれば、それでいいと思っていた…

　古澤倫太郎はごく普通の高校2年生男子だが、学校で2番目に可愛い美処女・神崎有紗という幼馴染がいる。 　彼女には一つ大きな悩みがある。それは、外見も成績も学校一と言われる、朝比…

ジャンル選択を恋愛にしていることについて、謝罪するつもりはございません。 えーっとお嬢様の繊細な恋心を（パカラッ、パカラッ、パカラッ……荒馬が通り過ぎていく音）なんの話でしたっけ…

　カップ麺にお湯を注いだ瞬間から、戦いの火蓋は切って落とされた。 （2018初稿・2022改稿）

「ところで、少年」 「なんだ」 「さっきから君がサクサクと食べてるそのクッキー、中ににんじんが山ほど練り込んであります」 「!? だっ、だましたな！」 とあるお屋敷の料理番リッカ…

「ガッハッハッ！ようこそ！読者の皆様！ごきげんよう！世界最強！豪華絢爛！青椒肉絲！な、大！魔道士！さちよさんの短編だぁ！！ドンドンパフパフ！！」 「落ち着いてください。さちよさ…

　こんな感じの100文字異世界ファンタジー。転生転移にチートだ無双だ追放だ。勇者にドラゴン、冒険者に悪い令嬢も。異世界にまつわる様々なエピソードを一日一話。お気に入り作品の読み込…

天ヶ原生存クラブ。僕と持田が始めた二人だけの、無認可の部活動。今までは実にうまくやってきたというのに、今回ばかりは少し失敗してしまった。 命について考える少年たちが向かう先は。

食事は人間が生きていくには必要不可欠なもの。 むしろ、人生こそが人間にとってのフルコースと言っていいだろう。 そのフルコースをなんの余韻もなく食すにはソースの一筋すら滲んでいては…

思春期を迎え、アイデンティティの確立とかなんやらで、改めて自分と父の関係を見直す娘。 父は、寡黙で愛情らしい愛情を表現するのが下手な男のようだった。 果たして自分は愛されているの…

　曰く付きのポラロイドを買ってしまった。 　なんでも、このカメラで写真を撮ると幽霊が必ず写り込んでくるらしい。 　人生の彩りとつまらない日常からの脱却。それから安価を理由にこの中…

折笠春樹(おりがさはるき)が語る、 如月玲華(きさらぎれいか)との話。 それは狂気か純愛か、 はたまた愛憎か肉欲か。 愛　それはなんだ もっとも自然な鎮痛剤それだ　愛 …

近くて遠い二十四世紀かどうかはわからない『銀河』のどこかへ繰り出すセンチメンタル・ジャーニー。目まぐるしく移り変わる四季の中で、物語職人が鼻提灯の合間にエッセイを綴る。時は走馬灯…

　私は高校２年生になった今でも、恋を一度もしたことがなかった。 　でも、先輩に出会ってから全てが変わった。 　胸がドキドキするなんて初めての感覚だったし、体全体が熱くなったのも…

魔族軍特務部隊隊員、ディオスは、ある日上司である将軍から呼び出しを受ける。 なんでも、300年前に存在した伝説の魔王が、この世に転生したらしい。彼の任務は、転生したその人を、再び…

　僕の隣の席の森乃さんは、クラスのマドンナだ。 　多くの人から慕われて、顔、スタイル、性格、勉強、コミ力と、なんでも完璧だ。 　 　しかし、そんな彼女には僕だけしか知らない秘密が…

「お電話ありがとうございます。こちら、サポートセンターのスズキが承ります」 「ちょっと！　勇者ってやつが家に入ってきて勝手にツボを壊してったんだけど！」 主に勇者に関するクレー…

俺は妻を半年前に亡くしたのですが……。 どうやら、妻は俺を駅のホームで電車に飛び込ませて殺そうとしているらしいです――――。 ※「小説家になろう」にも投稿してます。

プリンから始まる、夏の日の思い出。